令和7年7月1日に、管内の大粒ぶどう生産者を対象にした栽培技術研修会を南三陸町で開催しました。
普及指導員が講師となり、シャインマスカット等の大粒種のぶどうで高品質な果房を作るために重要な摘房・摘粒や副梢管理等の作業について、実演を交えて説明を行いました。特に、摘粒はぶどう栽培の中でも最終的な房の形や重さが決まる重要な作業であることから、摘粒のポイントについて説明した後、参加者もその場で実践し、理解を深めました。参加者からは、「どの房、どの粒を優先して残せばよいか」「実践したことでどのような形にすれば良いかイメージが出来た」など、多くの質問や意見が寄せられたほか、参加者同士で活発な意見交換を行っている様子も見られ、有意義な研修会となりました。
普及センターでは、高品質・安定生産に向けた現地での栽培研修会のほか、南三陸さんさん商店街での販売会の開催などPR活動についても、引き続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606