ストックの種子は,八重咲きと一重咲きが約半数ずつ発現し,八重咲きの切り花単価が高いため,苗の段階で鑑別し,八重率を高めた栽培が必要です。このため,JAみやぎ登米ストック専門部では,8月18日に登米市迫町のハウスで八重鑑別講習会を開催しました。
始めに普及センターから八重と一重の株の違いや鑑別の時期などについて説明し,育苗中の苗を用いて間引き作業の方法を実演しました。
その後,部会員が間引き作業を行い,始めは戸惑っている人もいましたが,慣れてくると生育の状況や葉の色・形の違いを見分けて,手際よく一重株を抜く作業ができるようになりました。
なお,ストックの定植は9月から始まり,共選出荷は11月中旬頃の予定で,部会員は猛暑やコロナに負けずに良いものを作ろうと意欲が高まっていました。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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