令和5年6月23日,JAいしのまき主催で東松島市の株式会社絆粋ファーマーズほ場を会場に生産者6人が参加し,アスパラガス栽培管理勉強会が開催されました。
会場のアスパラガスは、本年定植のハウス立茎栽培で、1m以上に生長しており、病害虫の発生もなく、株養成は順調で、翌春には収穫できる見込みです。
普及センターから、病害虫防除、下枝の整理、細い茎の間引き、かん水や追肥等について説明を行いました。また、年度処理として、黄変した茎葉は地際から刈り取り、残さはほ場外に持ち出し処分することを呼びかけました。農薬散布、切り戻しの高さ、ネットの設置、かん水や追肥などについて参加者同士で情報交換を行うなど、今後の栽培管理の参考となっていました。
石巻管内は、1年で株養成して翌年に全収穫する「採りっきり栽培」と春芽収穫後に立茎して夏芽や翌年以降も収穫する「ハウス立茎栽培」が導入され、令和4年度の全農みやぎ青果販売実績では県内一のアスパラガスの産地となっており、今後も生産の拡大が期待されます。
普及センターではJAいしのまきと連携して、今後とも栽培技術の支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター TEL0225-95-1435 FAX0225-95-2999