今年度の稲刈りが終わり、ひと段落したところですが、早くも26年産小麦の播種適期となりました。大崎市田尻地区では、10月8日に平成25年産の小麦実績検討会並びに26年産栽培講習会を田尻営農センターで開催しました。田尻地区で小麦を栽培する生産組織及び生産者全員が出席し、平成25年産小麦の生育特徴、収量や等級について振り返り、26年産小麦栽培に向けての課題を確認しました。特に、今年は断続的な降雨で湿害による出芽不良、播種時期の遅れによる生育量不足が見られたことから、排水対策の徹底、適期播種による年内生育量の確保を呼びかけました。また、最後に今年の1等麦と2等麦の比較を行い、生産者自ら1等麦の色沢・大きさの違いを実感したようでした。麦は播種後に冬を越して、来年の収穫まで長い栽培期間となりますが、普及センターでは今後も良質な小麦栽培を目指して技術指導を続けていきます。
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美里農業改良普及センター 先進技術班
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