
令和5年2月24日(金),JA新みやぎ志波姫有機米栽培協議会主催で,環境保全米栽培講習会が開催され,会員38名が参加しました。
当普及センターからは,令和4年産米の作柄概況と令和5年産米の栽培における留意点についての説明を行いました。令和4年産米は登熟期の日照不足により登熟歩合が低く,収量が例年よりやや低かった一方で,白未熟粒や胴割粒の発生が少なく,1等米比率は過去5か年で最も高くなったことなどを説明しました。また,令和5年産米の栽培に向けて,晩期栽培や直播栽培の拡大による作期分散への取組み推進や,肥培管理・水管理を行う際のポイントなどについて指導しました。
参加した生産者は,改めて令和4年産の水稲の作柄を振り返るとともに,令和5年産の環境保全米の栽培への意欲を高めていました。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144