宮城の農業普及現地活動情報

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岩沼市生活研究グループ連絡協議会が「食品表示研修会」を開催。

2010年08月09日 10時56分31秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 平成22年8月4日(水)に岩沼市のハナトピア岩沼において「食品の表示に関する研修会」が開催されました。これは,岩沼市生活研究グループ連絡協議会が,宮城県環境生活部食と暮らしの安全推進課の「出前講座」を活用して開催したものです。
 これまで,普及センターでは,アレルギー表示や衛生管理の研修会を開催するなど,岩沼市の農家の加工・産直活動を支援してきました。今回は,その一環として提案したもので,会員の他,岩沼市内で加工品を製造している方や,ハナトピア岩沼で産直活動をされている方も含め22名の参加でした。
 研修では,食の安全・安心を揺るがす事件,食品表示の規定(JAS法,食品衛生法,不当表示防止法他),JAS法の制度・表示,生鮮食品と加工食品の定義・表示,品質表示基準,消費期限と賞味期限,原料原産地名,強調表示,農産物漬物の表示項目について説明の後,事前に会員から集めた一括表示ラベルについてのアドバイスがありました。
 参加者は熱心に研修を受け,生鮮品と加工品の区別や期限表示の設定方法,食品製造許可と表示義務について具体的な質問をし,表示に対する関心の高さが伺える研修会でした。
 普及センターでは,食の安全・安心の推進や地産地消の支援に向け,今後とも積極的に支援して行きます。
<連絡先>亘理農業改良普及センター 0223-34-1141
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