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普及センターでは普及活動の改善を図ることを目的に,課題設定や計画,活動状況等について外部委員から意見を求める普及活動検討会を開催しており,令和5年9月1日(金)に,今年度第1回目の検討会を開催しました。
今回は,普及活動事例として、りんごジョイント栽培ほ場を視察した後に、令和5年度普及指導計画と2つのプロジェクト課題活動について検討いただきました。
りんごジョイント栽培については、普及センターから栽培方法の利点や生産実績を説明し、生産者夫妻からは導入の経緯や栽培管理の苦労などを話していただきました。管内でも目新しい取り組みだったこともあり、各委員からは「新たな挑戦の成果だ。感動的だ」と高評価でした。
2つのプロジェクト課題のうち、課題No.1の「農地整備を契機とした地域営農体制の構築」については,「法人設立に向けた方向性が出てきているので継続した支援が必要」との意見をいただきました。課題No.3の「グリーンな栽培体系の実践による持続可能な稲作経営の実現」については,「脱プラスチックだけでなく、中干し期間延長によるメタン削減効果の確認や、水田環境における生物多様性への影響も検討して欲しい」との意見をいただきました。
普及センターでは,今回いただいた意見を参考に,効果的な普及活動の推進に努めることとしています。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522