
斑点米カメムシ類の吸汁による着色粒(斑点米)は,管内でも多く見受けられ,特に雑草地,耕作放棄地等が多い地域において問題となっています。
このため,令和4年3月4日,JA仙台主催による「水稲カメムシ防除研修会」がJA仙台西部営農センターで開催され,農業者20人が出席しました。
当普及センターではカメムシ類の適期防除について,写真やグラフ等を用いて分かりやすく説明しました。また,農薬メーカーからは農薬の適正使用方法等について講義が行われ,出席者は熱心に耳を傾けていました。研修の最後には,「カメムシの吸汁方法や農薬のカメムシへの効き方について初めて知った」という感想や,農薬散布に関する現場での悩みや疑問等,活発な意見や質問が交わされ,有意義な時間となりました。
〈連絡先〉
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