石巻農業改良普及センターは令和3年3月16日,管内自治体や農業委員会,JAなどの支援機関を集めて「新規就農者確保定着に向けた意見交換会」を開催しました。
この日は,普及センター管内で令和2年度に自営就農し,認定新規就農者となった2人の生産者をお招きし,就農の経緯や現在の経営概要,就農前後に活用した支援策や困ったことなど,自身の経験を伺いました。
IT企業を退職して地元に帰ってきた新規就農者は,技術習得のために県農業大学校ニューファーマーズカレッジ・マスタークラスに1年間通った話を披露。研修生1人ひとりに栽培区画が与えられ,生産物を販売して消費者と交流した経験が,今の栽培品目選びに役に立ったとお話しいただきました。
もう1人は,自営就農に先だって農業法人に5年間勤務。そこで栽培技術だけでなく経営・労務管理等も学んだほか,法人勤務時に繋がりができた地域の方々が,独立の時に力を貸してくれたことを語ってくださいました。
一方で,課題として,就農希望者が空き農地や施設を確保するための支援体制や,新規就農者が活用できる補助事業の整備などを挙げていただきました。
お2人の経験談は,就農希望者を就農・定着まで支援する私たち支援機関にとって,たいへん有益な内容でした。普及センターでは,今回の意見交換会の内容をふまえ,就農相談から就農,経営安定化までの一連の支援を,引き続き展開してまいります。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999
この日は,普及センター管内で令和2年度に自営就農し,認定新規就農者となった2人の生産者をお招きし,就農の経緯や現在の経営概要,就農前後に活用した支援策や困ったことなど,自身の経験を伺いました。
IT企業を退職して地元に帰ってきた新規就農者は,技術習得のために県農業大学校ニューファーマーズカレッジ・マスタークラスに1年間通った話を披露。研修生1人ひとりに栽培区画が与えられ,生産物を販売して消費者と交流した経験が,今の栽培品目選びに役に立ったとお話しいただきました。
もう1人は,自営就農に先だって農業法人に5年間勤務。そこで栽培技術だけでなく経営・労務管理等も学んだほか,法人勤務時に繋がりができた地域の方々が,独立の時に力を貸してくれたことを語ってくださいました。
一方で,課題として,就農希望者が空き農地や施設を確保するための支援体制や,新規就農者が活用できる補助事業の整備などを挙げていただきました。
お2人の経験談は,就農希望者を就農・定着まで支援する私たち支援機関にとって,たいへん有益な内容でした。普及センターでは,今回の意見交換会の内容をふまえ,就農相談から就農,経営安定化までの一連の支援を,引き続き展開してまいります。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999