宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

モ~ランド・本吉 夏期放牧終了

2019年12月06日 15時20分39秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  気仙沼市営放牧場モーランド・本吉では,4月19日に開始された本年度夏期放牧が終了し12月5日に夏期放牧に係わる報告会が開催されました。   越冬した38頭と4月に入牧した25頭をはじめ,10月までに53頭の育成牛を受け入れ,1日の平均放牧頭数は68頭と昨年の1.7倍となりました。この内48頭が初妊牛となり11月までに31頭が退牧しました。  

 報告会では,発育は本年の猛暑により一時停滞したものの越冬牛,新規入牧牛共に良好であり,疾病等については抑えられ治療を要した牛は無かったとの東部家畜保健衛生所から報告があり,報告会に参加した預託農家の期待に応えられる結果となりました。   来年度も越冬牛56頭に加えて,4月から新規入牧を受け入れ酪農家の期待に応えられる放牧事業を展開することとしています

 

<連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班  TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606


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令和元年度ふさすぐりせん定講習会を開催しました!

2019年12月06日 13時47分50秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 12月4日,栗原市花山地区のふさすぐり栽培ほ場で,せん定講習会を開催しました。本講習会は,本年度の栗原農業改良普及センタープロジェクト課題「中山間地域における小果樹類の生産性向上及び新商品開発」の一環であり,小果樹ふさすぐりの生産性や作業性を向上させることを目的としております。
 当日は,普及センターの佐々木技術次長を講師にせん定の実演を行いました。雪がちらつく中,参加者は,ふさすぐりの樹の特徴やせん定方法の説明に熱心に耳を傾けていました。また,参加者からは,せん定だけでなく施肥や除草など,その他の管理方法についても多くの質問が出され,栽培技術への関心の高さが伺えました。
 今年度,普及センターの活動の中で,花山地区では,ふさすぐり援農バスツアー等により交流人口の拡大や収穫労力の確保を図ってきたところです。しかし,高齢で管理が難しくなってきた栽培者もおり,生産面の強化も重要となっています。一方,本講習会の参加者の中には昨年から今年にかけてふさすぐりを新植,または,栽培数を拡大した方もおり,今後,地域のモデル的な栽培者となることが期待されます。
 普及センターでは,小果樹類等をきっかけとした取組みを通じて中山間地域の振興を支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-5795・6144


せん定方法の説明に耳を傾ける参加者


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「食育推進研修会」を開催しました

2019年12月06日 08時26分37秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会では,子供達の健やかな成長に寄与する食育の推進を図るとともに,女性農業者が健やかで生き生きとした生活実現の一助とするため,毎年「食育推進研修会」を開催しています。  今年度は,11月27日(水)に加美町小野田福祉センターで,国際薬膳食育師 特級師範の堀桃氏を講師に,薬膳について研修しました。  最初に,「いつもの食材が薬膳に!『冷え対策』で体ぽかぽか」と題して,薬膳の基本的な考え方,万病の元である冷えの対策,タイプ別の予防法や解消法についての講話がありました。  その後,5グループに分かれて調理実習を行い,①鮭と乾物のミルクスープ,②根菜とキノコのキーマカレー(黒ご飯で),③切り干し大根のバーニャカウダ(冬野菜で)と体を温める料理3品を作りました。  調理実習後,試食をしながら情報交換等を行い,交流を深めることができ,有意義な研修会となりました。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班  TEL:0229-91-0726 ,0727   FAX:0229-23-0910

  


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