去る12月26日(木),丸森町の農産物直売所「いきいき交流センター大内」に併設する農村レストラン「味の里」の運営改善に向け,フードコーディネーターの早坂具美子氏を講師とした「みやぎグリーン・ツーリズムアドバイザー研修会」を開催しました。
「味の里」は平成18年にオープンし,これまでは「ヘルシーメニュー」と銘打った野菜中心のメニューを中心に運営を行ってきましたが,今後は肉を使用した若者や子供向けのボリュームのあるメニュー等,新たなメニュー開発に取り組み,より広い客層の開拓とさらなる売上向上を目指しています。今回は全3回の研修会のうちの第1回目で,「味の里」の運営を行う組合員11名が出席し,現行メニューの見直しや新メニュー開発に向けた検討を行いました。
早坂先生からは新メニューの提案をはじめ,メニューの見直しや価格設定の考え方,魅力あるメニュー表の作成や店内のレイアウト方法など,レストランの運営全般に対して多くのアドバイスをいただきました。出席者は先生のアドバイスに熱心に耳を傾け,積極的に質問を行っていました。
「味の里」では,今年度中に数回研修会を開催し,新メニューの開発と改良及び店内のレイアウト等の改善に取り組む予定です。普及センターでは,これらの取組による「味の里」の経営発展を支援していきます。
研修会の様子
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138