宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

第2回仙台農業士会研修会

2013年03月13日 16時38分46秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成25年3月5日に東北大学農学部において,平成24年度第2回仙台農業士会研修会を開催しました。この研修会には,会員の他学生の参加もありました。
 今回は,㈱オジマスカイサービス穂野か統括マネージャーの佐々木ゆう子さんを講師に招き,「農産物を販売すること」についてお話を聞きました。直売所とレストランのマネージメントを通じて感じた,生産者への意見や要望を織り交ぜたお話で,参加者は大変興味深く聴き入っていました。直売所の内容は常に変化させ,お客様を惹きつける工夫を行なっており,現在は「次のステージ」へのステップアップに向けた構想を思案中とのことでした。
 引き続き,佐々木さんが取り組みを始める事業構想についてお話をいただき,それを基に東北大学農学部安江先生の指導で,SWOT分析手法で重要な戦略目標を導き出す演習を行いました。参加者それぞれがこの事業を進めるには何が強みか弱みか真剣に考え,意見交換を行いました。
 仙台農業士会では,東北大学農学部の学生も交えた研修会を開催しており,会員の資質向上と合わせて,次代を担う若い世代との交流も行なっています。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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農事組合法人稲和ファームで指導会を開催しました

2013年03月13日 16時35分41秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大和町落合の農事組合法人稲和(とうわ)ファームは,黒川郡内の他の特定農業団体に先駆けて平成25年2月に前身の下桧和田生産組合から法人化に至りました。今後,法人として地域の集落営農を担っていくにあたり,農山村地域経済研究所長の楠本雅弘先生を講師に指導会を行いました。
 楠本先生からは,法人化しただけでは看板を掛け替えただけなので,この先100年続けられるよう中身も変わらなければならない,収入を安定させるため経営の多角化が必要,今から後継者を雇用し育成することが必要など,沢山のアドバイスをいただき,組合員は熱心に聞き入っていました。
 普及センターでは稲和ファームの経営の安定,発展に向け,支援を続けていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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「集落営農の将来を考える研修会」を開催しました

2013年03月13日 16時27分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 黒川郡内では多くの地域で集落営農組織が地域の水田農業を担っており,今後の組織のあり方などについて検討が必要になっています。そこで,仙台普及センターではJAあさひな集落営農組織連絡会と共催で,農山村地域経済研究所長の楠本雅弘先生を講師に「集落営農を考える研修会」を開催しました。
 楠本先生からは,地域農業の持続発展のために「100年組織としての集落営農法人」の設立が急務であると話がありました。続いて法人化のメリットや,運営のポイント,経営の多角化の重要性等について解説いただき,参加者は熱心に聞き入っていました。研修会後,講演に刺激を受け法人化を進めたいと考える組織も現れており,今後の活発化が期待されます。
 普及センターでは黒川地域の集落営農の発展に向け,今後も支援を続けていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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