宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

蔵王町産いちご「もういっこ」のアイスキャンデーができました

2011年09月05日 17時11分01秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 足軽まんじゅうで有名な仙加苑(白石市)では,この度,地産地消のアイスクリームを作るため,アイスクリーム製造業を取得し,平成23年7月から,仙加苑の白石本店,柴田店,仙台店の3店舗で販売を開始しています。
販売を開始したアイスクリームは,ミルク,小豆,いちご,チョコの4種類で,値段は,1本150円(棒アイス袋入り)ですが,発売以来,お客様に大変好評で既に2万本を出荷したそうです。
原料には,地元(株)蔵王ミルクファームの牛乳と甘さと酸味のバランスのよい蔵王町産いちご「もういっこ」を利用しています。
今回,地元のいちごを使いたいという仙加苑さんの要望があり,農商工連携の一環として普及センターより,蔵王町産いちごを紹介しました。出荷規格などを検討した結果,完熟したいちごの方が,甘みや色づきもよく,アイスクリームに合うということで,JAみやぎ仙南蔵王いちご部会員の我妻さんのほ場から,真っ赤に色づいたいちごを仙加苑の従業員の方々に,直接摘み取ってもらうことにしました。摘み取ったいちごは,その日のうちに加工し,アイスクリームにミックスさせています。
蔵王産いちごのアイスクリームは,「ほっとするやさしい味」「家庭のいちごミルクの味」がするとリピーターも多く,お客様から好評を得ているということでした。
仙加苑では,今後も,地元の果物等を利用したアイスクリームの種類を増やしていきたいと考えているそうです。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班


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