宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

平成22年度の水稲種子生産支援

2010年10月27日 15時58分04秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 大崎普及センターの管内には,宮城県内の6割に当たる340haの面積の水稲採種ほがあり,4カ所の種子センターで生産が行われています。普及センターの職員は,これら採種ほや種子センターで審査を行っています。
 平成22年の水稲種子生産では,6月のほ場確認(予備審査),7月,8月と2回のほ場審査を行い,合格したほ場の水稲が9月から収穫作業に入りました。刈り取られた種子は乾燥調製後,生産物審査及び農産物検査を経て23年度播種用の種子として販売されます。4つの種子センターのうち,小野田種子センターでは9月9日から乾燥調製が行われ,10月25日に他の種子センターに先がけて最終の審査が行われました。同センターで調製された19,502袋(約390トン)の種子は全て合格となりました。他の種子センターでも順次審査を行っており,最終的には管内全体で約1,590トンの合格種子の生産が見込まれています。
 普及センターでは,今後とも優良な水稲種子生産の支援してまいります。

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インショップ販売の改善に向けた研修会の開催

2010年10月27日 09時49分00秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 富谷町「おんないん会」は,仙台近郊の食品スーパーでインショップ販売を行っている産直組織です。インショップ販売の拡大から様々な問題点や疑問点が出てきたことから,農業マーケティング研究所長の山本和子氏を講師に研修会を開催しました。
 研修会では,講師から「売れる場所があることは大変ラッキーなこと。このチャンスを活かしましょう。」と強調されると共に,インショップ販売ではポップ掲示や商品ラベルにより,消費者に情報提供することが重要との指導を受けました。参加者からは,役に立つアドバイスを沢山もらえた,とても参考になったという感想が寄せられました。
 普及センターでは,おんないん会の生産・販売体制の改善等に向け,今後も支援を続けていきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8374
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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