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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎市「ささ結」新米試食会が開催される

2022年10月26日 13時25分36秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和4年9月28日(水)に,大崎市古川にある祥雲閣を会場に,大崎の米「ささ結」ブランドコンソーシアム(大崎市が中心となり,生産,流通,加工,販売関係者,行政機関等で構成)による新米試食会が開催され,18人が出席しました。

 “ささ結”は,東北194号(品種名)のうち,環境配慮や一定の品質基準をクリアしたお米だけに使われる商標登録。当コンソーシアムでは,ブランド価値の向上と地域活性化に向け,首都圏での販売促進や市内飲食店での提供,品質・食味審査会などを積極的に展開しており,試食会はこれら取組の一環として催されたものです。

 出席者からは,お米の上々な出来栄えに生産者を称えるとともに,とても美味しく仕上がっており自信をもって販売・PRできる,などの声が聞かれました。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター

 TEL:0229-91-0726 ,0727   FAX:0229-23-0910


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南三陸米の新米出荷が始まりました。

2022年10月12日 13時49分10秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和4年9月28日,「南三陸米」の新米出発式が開催されました。

 「南三陸米」は,気仙沼市,南三陸町,登米市津山町産の「ひとめぼれ」のうち,一等米で栽培履歴が確認された当地域のブランド米です。

近年,高温や大雨など,作物の栽培に不利な気象が頻発しています。今年も気温の乱高下,7月の大雨や日照不足など,水稲栽培には厳しい気象条件でした。そのような条件下でも,農家の皆様の丁寧な栽培管理により,高品質な南三陸米になっています。

 サンマやカツオなど,三陸の海の幸と並ぶ秋の味覚として,今年も南三陸米のおいしい新米を是非ご賞味ください。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

 


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「金のいぶき」収穫前の現地検討会を開催しました。

2022年10月07日 11時17分10秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 玄米用品種「金のいぶき」は,消費者の健康志向もあり,年々需要が拡大している品種です。涌谷町では,町の特産品として「金のいぶき」の作付を推進しており,令和4年度は約82haと前年の2倍以上増加しており,生産者30名のうち11名が今年度初めての栽培者です。
令和4年度は,涌谷町,JA新みやぎ涌谷営農センターの協力のもと,6か所の展示ほを設置し,生育調査や現地検討会の開催等の技術支援を行っています。
9月20日には,展示ほ2か所を会場に収穫前の現地検討会を行い,涌谷町内の栽培者約20名が出席しました。普及センターからは,出穂期から見た刈取適期や,ほ場内の籾の登熟状況について説明し,うち1カ所は籾がかなり黄色くなっていることから,まもなく収穫適期に入ることを説明しました。
まとめとして,「金のいぶきは他の品種より登熟のばらつきが大きい。品質を低下させないためには,出穂期から50日を過ぎたら,青い籾が残っていても収穫を行った方がよい。」ということを伝え,生産者も収穫適期について理解を深めたようでした。
今後,展示ほの収量や品質を調査,分析し,生産者の栽培技術向上に向け,引き続き助言を行っていきます。

<連絡先>
  美里農業改良普及センター  先進技術班 TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225



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「蔵の華」の適期刈り取り研修会を開催しました。

2022年10月07日 08時14分09秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年9月9日,気仙沼市廿一地区で,酒米の栽培を行う清流「蔵の華」廿一会を対象に,刈り取り時期を確認する研修会を行いました。
 6月28日,7月26日の研修会に引き続き,会員のほ場を相互に巡回し,生育状況を確認しながら,適期収穫時期を予測しました。いずれの会員のほ場も登熟は順調に進んでおり,穂の熟色や気温の推移を見ながら,品質確保に向け各ほ場の刈り取り時期を見極めました。
栽培した「蔵の華」は市内の蔵元2社に出荷されます。今年は,過去の振り返りをもとに,さらに栽培管理を洗練させ,順調な生育を保つことができたことから,秋以降の醸造に向け,期待が高まっています。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

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「金のいぶき」収穫前研修会を開催しました

2022年09月13日 14時08分20秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年9月5日に,宮城県米づくり推進大崎地方本部主催の「金のいぶき」収穫前研修会を,美里農業改良普及センター管内の展示ほを会場として開催しました。
 研修では,美里農業改良普及センターから,展示ほの生育概況や収穫時の留意点について,また,北部地方振興事務所農業振興部から,県内及び管内の生産状況や生産支援事業等の説明を行いました。参加者からは,「展示ほ場ではどのくらいの単収になっているのか」,「等級はどのようになっているのか」などの質問があり,関心の高さが伺えられました。
 大崎及び美里農業改良普及センター管内における「金のいぶき」の栽培面積は,令和3年と比較すると約2倍になっており,引き続き,安定生産に向けて,栽培技術指導を行っていきます。

<連絡先>
大崎農業改良普及センター先進技術班  TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910
美里農業改良普及センター先進技術班 TEL:0229-32-3115 FAX:0229-32-2225

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宮城県米づくり推進気仙沼地方本部第2回技術指導部会を開催しました。

2022年08月09日 13時59分27秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年7月25日,管内の稲作振興に向け,特色ある取組についてJAや市町担当者と現地巡回を行うとともに,本年産の水稲の多収・高品質化に向け,現在の生育と今後の管理について確認しました。
 今回は,玄米食専用品種として需要が高まっている「金のいぶき」展示ほ場,プラスチックの海洋流出防止に向け活用が期待される「ペースト2段施肥田植」の現地実証ほ場,そして,管内の蔵元と契約栽培を行っている「蔵の華」ほ場を視察しました。高温や大雨など,不安定な気象の中,いずれのほ場も丁寧な管理により,順調に生育しています。また,高温により出穂も平年より早まると見込まれることから,出穂後の斑点米カメムシ類やいもち病の適期防除について確認しました。
 嗜好の多様化に伴う家庭の米消費の減少やコロナ下での外食需要の減少による米価の下落,資材価格の高騰などにより稲作経営は厳しい状況に直面しており,需要に応じた米づくりが求められています。
 普及センターでも,需要に応じた米づくりによる経営の持続・安定化を支援していきますので,現場の課題について随時御相談ください。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

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「蔵の華」の出穂前研修会を開催しました。

2022年08月02日 13時33分50秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年7月26日,気仙沼市廿一地区で,酒米の栽培を行う清流「蔵の華」廿一会を対象に,出穂前の研修会を行いました。
 6月28日の研修会に引き続き,会員のほ場を相互に巡回し,生育状況を確認しながら,今後の管理の指標となる出穂時期を予測しました。
いずれも生育は順調で雑草発生も抑えられており,走り穂が見られるほ場もあるなど生育は良好に進んでいました。いもち病の防除・発生状況により今後の追加防除要否を判断したり,斑点米カメムシ類対策としての草刈りや薬剤散布の時期を決めたりと,適期・適切な管理に向け活発に意見が交わされました。
 次回は9月上旬に収穫適期の確認を行い,さらなる多収・高品質化を目指していきます。

<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606

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令和4年度なかだ転作部会現地検討会が開催されました

2022年08月02日 13時20分06秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 令和4年7月15日,JAみやぎ登米なかだ転作集団部会の現地検討会が開催され,部会員や関係機関を含めて22人が参加しました。
 最初に(株)石ノ森農場のキュウリ栽培ハウスの視察を行い,農場代表の山内氏からキュウリの環境制御システムについて説明がありました。その後,部会員の水稲直播栽培ほ場とばれいしょほ場を巡回し,生育状況等について確認を行いました。水稲直播栽培については,雑草の発生も少なく,分けつも進み,順調に生育していました。ばれいしょについては,栽培管理等について活発に質問が寄せられるなど,部会員の関心の高さが見受けられました。最後に普及センターから総評と水稲の今後の管理についての助言を行いました。
 普及センターでは,今後も転作作物に関する栽培技術向上の支援を行ってまいります。

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水稲採種ほの審査を実施しました

2022年07月20日 17時15分19秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給
 今年も水稲採種ほの審査が始まりました。第1回は6月29日から7月8日にかけて,採種ほ場の場所の確認や種子伝染性の病気の有無などを確認する「予備審査」を実施しました。採種とは農家が使うイネの種籾を作ることで,農業改良普及センターの普及指導員が種子審査員として審査をします。
 今後あと2回ほ場での審査を行い,刈取り後に発芽率や異種・異品種の混入がないことを確認する生産物審査に合格して初めて「たね」として出荷されます。
 採種ほから生産された種籾が多くの農家に供給され,来年の種子として使われるので種子生産は重要です。農業改良普及センターでは多くの時間と人員を配して主要農作物の種子の審査業務に当たっています。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910

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「蔵の華」の栽培研修会を開催しました。

2022年07月01日 17時03分09秒 | ⑥時代のニーズに対応した農畜産物の安定供給

 令和4年6月28日,気仙沼市廿一地区で,酒米の栽培を行う清流「蔵の華」廿一会を対象に,栽培研修会を行いました。

 同会は市内の酒造会社2社と酒造好適米「蔵の華」の契約栽培を行っています。棚田風景が広がる同地区で,先月には酒造会社や市,JA,一般市民と連携し田植え体験会を実施するなど,中山間地の地域振興に向け積極的に取り組んでいます。

 当日は,高品質な酒米生産に向けて会員のほ場を相互に巡回し,生育状況の確認と今後の管理についての確認を行いました。

 6月上旬は低温傾向で推移し,生育の遅れが懸念されましたが,会員の丁寧な栽培管理もあり,その後は気温の上昇とともに順調に生育しています。目標の茎数が確保できたほ場は,順次中干しを開始していくことや葉色に応じた追肥の実施について確認しました。

 本年度から新規に参加された会員も,先輩生産者のほ場を確認しながら管理方法について理解を深めることができました。

 次回は9月上旬に収穫適期の確認を行い,さらなる多収・高品質化を目指していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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