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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

良質米生産を目指し、各地区で水稲現地検討会が開催されました

2025年07月10日 19時29分41秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 6月上旬から下旬にかけ、市内4地区で水稲の現地検討会が開催され、このうち、6月25日開催の石越地区の検討会では生産者が9名参加しました。

 普及センターからは、稲の生育と今後の管理について説明し、その後、除草剤試験を実施しているほ場8カ所を巡回しました。ほとんどのほ場で残草は見られず、除草剤の効果を生産者と確認することができました。また、茎数や葉色の状況から概ね生育は順調に進んでいることを確認し、中干し実施タイミングや病害虫の発生状況などの情報交換が行われました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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JAみやぎ仙南夏秋きゅうり部会の出荷目揃い会が行われました

2025年07月10日 18時42分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

7月7日、蔵王町でJAみやぎ仙南夏秋きゅうり部会の出荷目揃い会が開催され、これから本格的な出荷を迎える夏秋きゅうりの出荷規格の確認を行いました。主な出荷先である京浜市場の担当者からは、猛暑の影響で、関東以西の産地の出荷が減少し、相場は高めで推移していることから、今後東北の産地におおいに期待しているとの説明がありました。

 

目揃い会終了後、普及センターから、高温対策を中心に肥培管理や病害虫防除等、これからの管理について説明を行いました。

 

今後も、普及センターでは夏秋きゅうりの栽培支援に取り組んでまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第二班

     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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ササニシキ復活プロジェクトの講習会が開催されました

2025年07月08日 15時26分06秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和7年6月27日に宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト(以下、「ササプロ」とする。)の講習会が開催されました。午前はササプロの栽培者8人の各ほ場を巡回して水稲の生育及び管理状況等を確認し、午後は良質米生産に向けた講習が行われました。

現地巡回では、各ほ場の生育状況や病虫害等の状況把握を行い、各ほ場の生育状況に合わせた今後の管理について説明しました。目立った病虫害や雑草は確認できませんでしたが、田植え時期の早晩が影響し、各ほ場の生育ステージ差が大きかったので、生育に合わせて中干し時期などを決めていく必要がありました。

午後には、大河原農業改良普及センターから稲作情報(大河原普及センター発行)による水稲生育状況と中干し、斑点米カメムシ防除等の管理について説明し、併せて、たい肥の活用に関する情報提供を行いました。参加者からは、カメムシ防除時期についての質問があり、適期の確認を行いました。

今年も実り多い秋を迎えられるよう、生育状況を把握しながら情報提供を行い、栽培技術のサポートを行ってまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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JA新みやぎあさひなねぎ部会栽培講習会にあわせ若手生産者交流会を開催しました

2025年07月08日 14時20分23秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和7年6月19日にJA新みやぎあさひな統括営農センター主催のねぎの栽培講習会が開催され、ねぎ部会員23名が参加しました。

講師に、(株)渡辺採種場 瀬峰研究農場の研究員を迎え、「梅雨から夏にかけての栽培管理のポイント」をテーマに、病害虫防除や排水対策、高温期の管理の注意点などについて学びました。普及センターから、農薬危害防止と農作業中の熱中症予防について説明しました。

また、栽培講習会終了後に、普及センター主催で若手生産者の交流会を開催し、5名の生産者が参加して、自身の生産状況や課題等を発表し、活発に情報交換が行われました。

 普及センターでは、引き続き、若手生産者の栽培技術の向上とネットワークづくりを重点的に支援し、農業の担い手育成と産地の活性化に取り組んでいきます。

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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北浦梨部会がJRフルーツパーク仙台あらはまを視察

2025年07月08日 13時09分35秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 「北浦梨」は、美里町北浦地区で大正時代から栽培される特産品で、現在はJA新みやぎ北浦梨部会(35人)により、約10haで栽培されています。

 今回、部会員の栽培技術向上に向けて、7月2日にJRフルーツパーク仙台あらはまでの視察研修を開催し、部会員9人が参加しました。

 はじめに、仙台ターミナルビル株式会社 専門監柴田様よりご講義いただき、早期成園化と省力化を実現する技術であるジョイント栽培について学びました。

 その後、施設内の園地にて、V字型に仕立てられたジョイント栽培の様子を見学しました。研修に参加した部会員からは、枝の管理方法や必要な設備などについて積極的に質問が挙がり、ジョイント栽培への理解を深めました。また、近年の高温により日本なしの生育への影響が心配される中、注目される品種についての紹介もあり、参加者からは今後の栽培の参考にしたいとの声も聞かれるなど、大変有意義な視察研修となりました。

 

<問合せ先> 美里農業改良普及センター 先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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北浦梨の病害虫防除研修会が開催されました

2025年07月08日 11時48分45秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 美里町の「北浦梨」は大正時代から続く特産品で、県内有数の日本なし産地となっています。

 JA新みやぎ北浦梨部会(部会員35人)は、令和7年産の高品質な果実生産に向けて、5月15日に病害虫防除研修会を開催し、部会員等8人が参加しました。

 はじめに、普及センターから予備摘果の実施時期や残す果実の基準等の基本事項について説明し、果実の品質向上や安定した生産量の確保のため、改めて摘果作業の重要性を確認しました。  

 その後、注意すべき病害虫として、果実に吸汁害をもたらすカメムシ類について解説しました。近年の高温で発生回数が増えているため、防除暦に採用されている薬剤を散布し、産地での一斉同時防除が重要であることを説明しました。また、暑さで発生が助長されるハダニ類やニセナシサビダニに対しても注意を呼び掛けました。

 こうした、病害虫や摘果などの研修を通じて、今シーズンも安定した「北浦梨」の収穫生産が期待されます。

<問合せ先>美里農業改良普及センター 先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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登米市認定農業者連絡協議会の総会が開催されました

2025年07月04日 07時59分32秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和7年6月27日に登米市認定農業者連絡協議会主催で令和7年度通常総会が迫公民館にて開催され、協議会員17名が参加しました。
 開会の挨拶として協議会の高橋会長から、また、熊谷市長、中澤市議会議長、JAみやぎ登米石川組合長から来賓祝辞がありました。
 総会では、令和6年度事業報告・収支決算、令和7年度事業計画案・収支予算案が承認されました 。
 総会終了後の研修会で、普及センターから「農作業の安全及び熱中症対策」と家族以外の従業員を雇用する場合の「雇用主の義務」について説明しました。
 県では、今後も認定農業者の活動を支援しつつ、農作業事故防止のPRを継続していきます。


(熱中症予防研修会の様子)


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たまねぎ直播栽培に取り組む面積が拡大しています!

2025年07月03日 16時47分12秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

美里普及センター管内(美里町、涌谷町等)では、たまねぎの需要拡大を受け、作付面積が、令和4年産の約4haから、令和7年産は約8.6haに増加しています。また、面積拡大に伴い、省力化が可能な「直播栽培」の取組も広がっています。

たまねぎの直播栽培は、育苗・移植にかかる労力やコストを削減できることから、普及センターでは、苗立ちの安定を目指し、品種の選定や播種時期について、生産者やJA関係者とともに検討を重ねてきました。

その結果、管内のたまねぎ生産面積に占める直播栽培の割合は約半分にまで拡大し、移植栽培と同程度の収量が得られるようになりました。

たまねぎ直播栽培は移植栽培よりも難しいとされますが、より省力的で生産性の高いたまねぎ生産に向けて、今後も生産者や関係者と連携し、直播栽培に取り組んでいきます。

現地検討  苗立ちの揃った直播たまねぎ 収穫風景

<問合せ先> 美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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小麦「夏黄金」ほ場見学会が開催されました

2025年07月03日 14時23分04秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月23日に山形県の製粉会社主催((株)小川製粉)で、登米地域で生産されている小麦「夏黄金」のほ場見学会が開催され、約50名が参加しました。参加者の多くは宮城県産夏黄金が原料の小麦粉を使用したパンやピザなどを提供される飲食店の方々で、流通業者やJA全農等の担当者も参加しました。

 情報交換の場では、飲食店の方の国産や地元の食材を使用していきたいという気持ちや、生産者のより良いものを届けたいという想い、また普及センターからは生産者が栽培で苦労しているポイントや生育状況等を共有し、充実した時間となりました。飲食店の方々からは現地で初めて小麦の穂を見たという話が多く聞かれ、生産現場と実需者が交流できる貴重な機会となりました。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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ブロッコリーの栽培講習会が開催されました

2025年07月03日 13時28分00秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

仙南地域におけるブロッコリーは、県内一の産地(栽培面積:28ha)であり、夏まき秋冬穫りの作型が主体となっています。

 今年度の作付に向け、6月以降、JAみやぎ仙南の各地区(川崎、丸森、蔵王)において栽培講習会が開催されました。普及センターは講師として出席し、育苗管理における高温対策、近年問題となっている黒すす病の発生生態や農薬の使用方法について重点的に説明を行いました。7月中旬以降、順次、播種が行われる予定となっています。

特に黒すす病については、農業・園芸総合研究所と連携した現地調査を通じて、効率的な防除方法の検討を行うこととしています。

普及センターでは、今後も仙南地域のブロッコリーの生産拡大に取り組んでいきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術二班

     TEL:0224-53-3253 FAX:0224-53-3138


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