三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

「WAR DON DON」

2008年08月28日 | Weblog
昨日、私の建築の師匠(議員になる前からのお付き合いです。)
の所で三木市にある、ある種類の建築群についての説明
を詳細に教えて頂いてきました。

内容については煮詰まりつつ御紹介していきますが、
三木市には、古来より各地域に文化が根づいており
それに纏わる建築物も各地に点在しているというもので、
数で言うなら、三木・佐渡・小浜と言う順でしょうか。

それぐらい、三木市には現存しており、
この東播磨地域には文化があったのだろうと
思います。

先生は、それらを古来の目的で活用、発信出来ないものかと言うことで、
今、御協力頂いています。

先に、先生と書きましたが、
私個人的にあまり先生と言う呼び方はしないほうなのですが、
この方には、心より尊敬の意味をこめて先生と呼んでいます。

なぜかというと、
御歳60数歳。東大卒・数々の素晴らしい建築物を設計され文化財などにも
深く関わっておられ非常に造詣の深い方で,
以前、調査で床下に潜ることがあり私が入ります。との声に「僕も入る」
と仰り一緒に入って頂きました。
すでに、お分かりかも知れませんがフットワークが非常に軽く、私などにも
建築のことは言うに及ばず行政のこと、市民活動のこと等など色々と教えていただいています。
で、「大西く~ん。」と非常にフレンドリーに声を掛けていただいて恐縮しています。

その先生との会話で昨日、奥様がアフリカへユニセフの職員として赴任しており、
現在、アフリカの現状を研究し論文を書いているとのお話より、
ODAはアフリカをダメにしていると。
政府の援助が入り必要の無いところまで援助し人々の暮らしがよくなるどころか、使うことが目的になり
当初の目的と大きくズレが生じている。と。

赴任先は、数年前まで内戦があったソマリアなどの地域です。

今、その地域ではNGOが活動しており地域の人々の自立を目的に内戦でむちゃくちゃになった多くの
人間関係等を修復しながら、支援の下素晴らしいライフサイクルにより地域住民が徐々に自立している。

必要な補助金・支援の線引きは非常に複雑で分けるのには危険があるかもしれないが、
目的にズレのある活用をすると、人間が卑しくなる。

と言われ深く考えさせられました。

一部ですが、先生の奥様の書かれた文が掲載されている
アフリカレポート(岩波書房 新刊)を購入し、読んでみようと思います。

その文面の一節を御紹介します。

「WAR DON DON」  許すことと 忘れること


明日、市病院審議会が開催されます。一般傍聴できますので、多くの皆様の参加をお待ちしています。
13時45分より受付です。私も一般傍聴で参加します。

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