三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

ビジョンなきまちづくり この度の神鉄三木駅再生について

2019年03月27日 | 議会
本会議が閉会されました。
 
三木駅の再生事業について、疑義が生じましたので、常任委員会で修正動議を提案しましたが、賛同者を得る事が出来ませんでしたので、本会議での反対討論となりました。
 
下記が、私が行った発言内容です。
 
 
第7号議案について反対の立場から討論を行います。
議案には、神戸電鉄粟生線三木駅再生事業\144,585,000円が含まれています。

始めに誤解の無いようにお伝えしますが、神鉄三木駅の再生に反対しているのではありません。

しかしながら、この度は、そもそも再生事業の青写真となる三木駅整備方針(案)が示されていない事、駅舎等基本設計も示されていない事です。
また、その上、駅舎のデザインや予算も明確に示されていません。

これらの予算については、既に30年12月議会の補正予算で可決しており、31年1月から3月の間でその成果物も示される予定でした。

市民の血税や約3700万円もの寄付金の使途を真摯に考えた時、その成果物をもって、31年度予算である・駅前広場の実施設計や整備工事、また、用地購入費等の予算を議論するべきです。
 

理由について、役所の説明を受けましたが、結論として国の交付金ありきのスケジュールによる提案でした。
 

3月5日付けの神戸新聞朝刊には担当課の言葉として、「しっかりとした計画に沿って地域のにぎわいと粟生線の活性化につながる駅を整備したい。」と掲載されていますが、この度の提案については、役所の都合と市民不在が顕著に表れているのではないかと考えます。
 

常任委員会では、関係予算を削除する修正動議を提案しましたが、残念ながら理解頂けませんでした。

三木のまちづくりや血税の使途を考えた時、市民不在の進め方ではなく、市民に理解を求めた上でまちづくりを行わなければならないと考えます。
 

よって、そもそもの整備方針案等が示されておらず、議論することが出来ない予算について反対致します。





国の補助金ありきで、まちづくりそもそもよりも、とりあえずお金を貰えるものは貰って。
と言うように感じました。
ビジョンなきまちづくりには賛同できませんでした。

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