三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

6月議会テープ起こし文(一部)Ver2

2011年06月21日 | Weblog

(市長室岩崎氏)

関西国際大学に看護学科を誘致する目的は

 

県内29市中人口減少数が4番目で、市外への若年層の流出が多い。

それを受けて人口減少に歯止めをかけることを目的とする。

三木市の負担額については、三木市と関西国際大学で設置費用を折半する。三木市が経費の1/2を財政的に支援するということで合意している。その金額は概算事業レベルで設置経費9600億の1/2相当額48000万円となっている。運営費は副次的に北播磨総合医療センターの看護師確保という面から企業団が支援していくことで合意している。

企業団の負担額は、図書購入費1億円について大学側が一部負担し残額を企業団が負担する支援とは別に、運営経費の支援が計画されている。

協定締結前に議会に諮る必要は無かったのかとの問に対しては、その機会を逸していた。

その点に対しては反省している。今後は政策形成過程に議会も参加して頂けるように留意していく。

9月、12月、3月議会では教授陣の選定確保の目途、文化庁申請の為の調査、そのような水面下での調整が必要な情況でしたので議会に対して報告出来なかった。

又、5月議会では大学側が行う国への事前協議を行うことを逆算した場合日程的に間に合わなかった。

企業団との事前協議については、実習生の受け入れ体制の調査、図書の助成や企業団からの支援については、事業の調整の場は協議会、その下の幹事会で協議を進めていく。

関係団体それぞれに持ち帰って団体ごとに協議を進めて行くことになる。

 

 

2回目の質問及び答弁

 

(大西)

最大の被害想定は震度及びマグニチュードでは幾らに設定するのか。

近隣市町村、県国とどの様に連携を行っていこうとしているのか。

 

(井上防災監)

内陸部では最大規模の想定で震度は現在6強を7.0に。マグニチュードは現在7.78.0に設定して行う。

近隣との連携は、被害想定に基づき地域防災計画を見直し県に提出して了承を得た後、市の防災計画として定める。

 

 

(大西)

教育センターの構造計算500万円の算出根拠は

役所には教育センターの設計図書及び構造計算書があり計算をし直すだけなのに500万円は何に使われるのか

 

(椿原氏)

まちづくり部建築課とも詳細な打ち合わせをして行ったもの。構造計算の専門家が何度も計算し、最終的に図書館として使用する安全性を確保する委託料で人件費や調査費が含まれる。

 

(大西)

構造計算を何度もすると500万円に近づくと言うことですが、本来、役所には設計図書や構造計算書が備えられていますので何度もする必要はないと思うので、もう少し確りとした積算根拠を示してほしいと思う。要望とします。

図書館の移転に対して歴史美術の杜構想検討委員会や図書館活性化構想検討委員会で移転をすると結論が出ていない中、500万円を先に計上するのは如何なものかと思うが、教育長はどの様に思っているのか。

 

(松本氏)

図書館を教育センターに移転しようというものですが教育長も先程言われましたが、三木の歴史文化を後世に伝える指定に際してその情報発信の施設を作るという大きな夢がある。

色々調査をした段階で、いわゆる発信施設として一番適切なものは現図書館を歴史博物館として活用するというものである。と言うことは図書館をどこかへ移転しなければならない、まず歴史博物館の前に図書館を移転する必要があるのでその方向として教育センターを第一に考えているところ。

 

(大西)

第一に教育センターに図書館を移すことを前提に考えられていることわかりました。

本来なら歴史美術の杜構想の大前提があって個々の検討をして、そこから図書館の移転、教育センターの移転や改装ということをしていくのが本来の姿である。

全体的な構想の予算が分かっていません。全体の予算が見えない中で、予算を小出しに,小出しにされると市民の皆様方にも見えにくい財政運営になってしまうので危惧している。この件に関しては後ほど質問する。

 

次に、神鉄に関して上下分離方式についてどういうものなのか、又、固定資産税相当額が幾らなのか

(西山技監)

上下分離方式とは電車は鉄道側が運営し、線路の敷地やそれに関係する施設の整備も含め第3者が管理するということ。

固定資産税相当額は約7000万円

他市との連携については今年三木市が活性化協議会事務局となって支援を呼びかけている。

その現状として51町に連絡をとって今月中には出会いに行きたい。

北播磨県民局側でも北播磨全体の公共交通と言うことで協議会を立ち上げる協力をして頂いている。

 

(大西)

要望書が提出されてからのち神鉄側と話し合いの場はもたれたのか。

 

(西山技監)

その後、一度要望書の内容に関して協議した。

 

 

(椿原氏)

図書館協議会の意見としては、活性化構想検討委員会の委員として委嘱してそこから参加頂いている。図書館協議会には決定した後、報告し意見を求める。

 

(大西)

歴史美術の杜構想検討委員会で図書館の移転が話されるようになってから図書館協議会は何度開かれたのか。

 

(椿原氏)

22年度の協議会開催はない

 

(大西)

開催されていないということで、本来なら委員として参加されていますので、協議会に持って帰って、そこで話をされその内容を意見としてもってくると思いますが、それについてはどの様に考えられているのか。

 

(椿原氏)

協議会は図書館法に基づき、図書館の運営に関し館長の諮問に応ずると共に図書館のサービスについて館長に意見を述べる機関になっている。

図書館活性化構想検討委員会については次代の変化に対応した魅力ある図書館とするために様々な角度から総合的に議論して頂く組織として、教育委員会として委員を委嘱して開催している。

そういう意味では若干、目的、趣旨が違っている。

しかしながら活性化構想についてこれからの図書館運営については、密接に関わるということですので、活性化委員会の意見がまとまったところで協議会の皆様には報告し意見を求める。ですので、協議会の方に活性化委員会の委員として委嘱して意見を述べていただいているところです。

 

(大西)

協議会がまだ開かれていない状況では、委員さんが委員会に持って帰って協議する場がない。協議会の委員として活性化構想検討委員会に出ているのであれば、協議会で説明、協議する必要がある。館長に委員会を是非、開いてもらって報告や協議をして頂けるような体制づくりを是非お願いします。

次に、移転した場合の活性化策については、車でのアクセスや図書の搬送について説明頂きましたが、センターに移転した時のセンター内での活性化について聞くことが出来なかったので内部の活性化についてどの様に考えているのかお聞きします。

 

(松本氏)

内部の活性化については、やはりメリット、デメリットがある。

青山図書館、吉川図書館を整備し教育センターに本館を移転しようとしている。三館と自由が丘の図書コーナーという連携という点で答えました。

活性化構想検討委員会では様々な意見が出ています。教育委員会でも議論して、市民の皆様にはトータルとして三木の図書館がよくなるという案を提示したいと思う。館の中に関しては協議中ですので具体的な案は提示することは出来ません。

 

(大西)

全体として図書館(三館と自由が丘公民館の図書コーナー)が活性化する方向で活性化していくという方向性よくわかりました。今までのところから移転したとしてデメリット、メリットもあるというのもよくわかります。

只、税金を使いますので極力デメリットを減らして頂いて活性化に向けて取り組んで頂きたいと思います。内部に関して協議中であれば確りと協議されてから、500万円の話もそうですが、もう少し確り協議されてから目的に向かって進むべきではないかと思っています。

 

 

 

 

(大西)

歴史美術の杜構想の総額はいくらなのか

それから、ここの事業費が幾らかということを市民の皆様にお示しして見えるようにしなければならないと思うが、全体の総額は幾らなのか。

 

(松本氏)

全体の予算は構想づくりで協議しているので、団体とも調整中で理解を得なければならない。そういう中でこそ経費が算出出来る。又、発掘調査費については今後文化庁と史跡指定をするにあたり様々な指摘を頂きながらどの部分を発掘するのが適切か、場所であったり広さであったり、そういうふうな手続きが必要となりますので、現時点では構想作り検討委員会であるとか、史跡指定をする中での予算の算出になります。

当然、次の年の予算についてはある時期になったらお示ししたいと思います。

 

(大西)

現在、構想中のなかで色々な団体とも協議していかなければならない。

しかし、その一方では一つ一つ手順を踏んで物事を進めようとしている。しかし、片方では全体の総枠が決まっていないのに先に先に進もうとしている。

全ての総枠が決まって、概算ですが幾らになるか市民の皆様にこれだけの税金が投入されますと提示されて、その中で図書館の移転とかセンターの移転とかそれに伴って議論も進めて頂きたいと思う。ですが、片方だけまだ、片方は進んでいる。気がつくと全部出来ている。それは少し違うと思いますので確りと議論して頂きたいと思います。

 

 

(大西)

関西国際大学の看護学科の誘致について

目的で人口が減少している若年層が減っている、地域で定着化とあったが地域定着としてどの様なことを考えているのかお聞きします。

 

 

 

以下、編集中の為、次回へ続く。


6月議会テープ起こし文(一部)Ver1

2011年06月21日 | Weblog

309回での私の質疑並びに一般質問をテープ起こししましたので掲載します。
なにぶん1人でやってますので、誤字脱字はご容赦下さい。

又、最後まではテープ起こし出来てませんので、続くにしています。

長文で読みにくいところもあり申し訳ありませんが、ご興味のある方はご一読下さい。

文中(  )は発言者です。

(松本氏)は教育長、(井上氏)は理事兼防災監、(椿原氏)は教育部長、(西山氏)は技監
(岩崎氏)は市長室参与兼室長、(大西)は私です。

質問内容は、議会事務局へリンクしていますので此方へお願いします

 

 

 

防災計画の見直しについて

(井上氏)

内陸部で起こりうる最大の地震が起こることによる被害想定を行い

避難者の数、備蓄計画の見直し、被害状況を見直す。

 

 

(椿原氏)

委託料500万円について、教育センタ-は平成7年建築であり新耐震基準を満たしていること及び法律上の荷重に耐えられる本を配置するという予定であることから安全であるという判断のもとに移転案を進めてきました。しかしながら、東日本大震災においては想定外の津波により甚大な被害が発生した。本震災の教訓から念の為に専門的且つ詳細に調査をするものです。構造計算の出来る専門的な業者に委託する。内訳は人件費や調査費が含まれている。

 

歴史美術の杜の進捗状況及び全体予算について

委員会は既に3回開催し、教育委員会素案に基づく構想の目的や方針の提案、現地視察、意見交換を行っている。

図書館を博物館に改装する為に、11千万円を見込んでいる。その他の経費

城跡の施設の移設や撤去の費用、発掘調査費、案内板の整備などが考えられるが、構想を受けて検討することとしている。

 

(西山氏)

神戸電鉄からの要望書について上下分離方式だけを検討するのではなく、神鉄の経営努力によって粟生線全線の経営改善の資料を求めている。

その中で、全体の話の中で検討をしていきたい。

沿線市だけではなく5市1町、県を含んでこれから連携をしながら取り組みを強めて行きたいと考えている。

 

 

 

図書館の移転について、図書館協議会からの意見は

(椿原氏)

図書館活性化構想検討委員会へは図書館協議会から図書館活性化構想検討委員会の委員として、1名に委嘱しており、図書館活性化構想検討委員会の中で意見を頂いている。

今後、図書館活性化構想検討委員会で構想案がまとまり次第、図書館協議会へ報告し意見を求める予定。

 

図書館活性化構想検討委員会の意見と今後のスケジュールについて

 

図書館活性化構想検討委員会は現在3回開催している。

図書館の教育センター移転に対する委員の主な意見として、積載荷重に関わる安全上の問題、図書館を2階~4階に分散すること、保存書庫がないこと等、意見を頂いている。

今後、第4回の図書館活性化構想検討委員会を620日に開催して協議して頂く。

7月には教育センターの構造計算に係る委託契約を結び、計算結果が判明し次第5回目の委員会を開催する。

 

教育センターに図書館を移転した場合の図書館の活性化策について

 

移転した場合、現在の図書館の利用者も自動車を利用されているので、車でのアクセスもよく、場所もわかりやすくなる、駐車場も広くなる。

又、市内各図書館どうしの図書の搬送をこれまでの週2回から毎日実施することにより読みたい本を出来るだけ早く提供することが出来、本1冊の回転率を上げることが出来、図書の有効利用が出来ると共に、図書館に対する市民の皆様の期待に応えることが出来るものと考えている。

 

歴史博物館の規模や来訪者については、常設展示、企画展示講座や体験学習が出来る多目的室や休憩室の配置を検討している。来訪者に対するサービスの内容については三木合戦のみならず、縄文から近代までの映像展示などをとおして、三木市の歴史について、遺物や写真などでわかりやすくしたい。

見込み客などのターゲットは常設展示と共に定期的に企画展、特別展、歴史講座や体験教室を開催し、広く市内外の皆様に訪れて頂くことや、子ども達の教育の場として活用することを考えている。

詳細な内容については、歴史美術の杜構想検討委員会で協議して頂く予定。

 

 

 

コンピューターの整備については、H14年~H18に導入され小、中、特別支援学校合わせ、

1800ある。

14年:760台、15年:214台、16年:358台、17年:336台、18年:132台と整備している。初期に導入したものについては、起動や処理に時間を要し授業を進める上で困難が生じている為、導入時期の古いものから順次更新に努める。

 

 

(教育委員長)

図書館の移転、教育センターの移転について

 

図書館の移転についてはいろいろな制約がありますし、課題がある中で図書館活性化構想検討委員会において活性化案策定に向けて多大なるご努力を頂いているところです。

移転と言うことになりますと、様々なメリットデメリットもあるかと思います。

教育委員会としては検討委員会の意見、提言を受けましてトータルとして図書館が活性化するようにと言う考え方でもって進めて行かなければならないと考えている。

又、教育センターを移転した場合、移転によってセンターの機能が低下することがあってはならない。運用面でよりいっそうの工夫をして頂いて考えていかなければならない。

そのことは、教育委員会に対してよく検討するようにと指示もしている。

この件に関しては、教育委員会だけではなく、市長部局や他の団体ともよく検討していかなければならないと思っている。

歴史美術の杜構想については、三木市の貴重な歴史である三木城、付城群については、国の文化財指定を受けるべく進めているところであり歴史博物館を含めた上の丸城址の整備等、委員会にお願いして進めているところ。

全体構想の中で図書館を歴史博物館として整備することに付いては、三木の歴史を後世に伝えていくことの意義、今度受ける国の文化財指定に向けて、情報発信施設の必要性から教育委員会として案として提示した。

図書館や教育センターを合わせて移転ということにすると色々な意見がある。しかし、財政状況から考えると新築ではなく既存施設の活用というところから考えられたものである。

図書館活性化構想検討委員会、歴史美術の杜構想検討委員会においてそれぞれ検討頂いているところ。

教育委員会として随時報告を受け、議論している。検討委員会の結果を受けて、適切な判断を教育委員会で適切に行って行く。

 

 

 

 


兵庫県ランキング

画像

http://blog.goo.ne.jp/admin/showimagedetail/?iid=0799865074cf9a8afcb10dad6543b92c&return=%2Fadmin%2Fimgmanage%2F%3Flimit%3D24%26type%3D1%26did%3D%26window%3Doff%26img_order%3Ddesc%26img_year%3D0%26img_month%3D0%26version%3Dnew%26offset%3D768