麺屋
優創(ユウサク)
☆☆☆☆．５（新大久保）
魚介醤油つけ麺９００円
Excellent Write
魚介醤油つけ麺（平麺・大盛）戴きました。
麺は平打極太ウェーブのピラピラした薄っ平な幅広タイプの自家製麺で、メニューにはフィットチーネときしめんと中華麺を融合した……と記されていますが縮れ方と色白感からは喜多方ラーメンの麺を幅広にした感じがし、麺自体が重くないのでピロツルッと喉ごし良く戴けます（麺量：茹で前・大盛サービス２５０ｇでも腹７分目といったところでもっと食べたい衝動に駆られます）。
つけ汁は酸味と辛味とオイリー感と粘度の全てが無いオレンジ色した海老と蟹の風味が突出したアメリケーヌソースに「貝」の旨味が加わった自称「南欧風」の魚介味だそうで、確り海老・蟹が裏漉しされているので殻片もなく戴き易く、醤油という事でショッパ味は感じられますが必要以上に尖りがなくフレンチ出身の店主さんの創作力が発揮された逸品に仕上がっています。
具はメンマは無く、炙りの入った長四角バラ叉焼１枚と海苔４枚とワカメと長葱とここ迄は普通ですが、魚介という事でワイン蒸しされた感があるアサリ３つとボイル小海老３尾と生岩海苔が全て別皿にて提供されていて豪華版の特製みたいな感じです。
ですので、具の別皿を外すと一見「素つけ麺」の様になります。
麺をつけ汁に浸してみると麺と麺の間につけ汁が適量絡み海老・蟹好きも手伝ってかどんどん麺を浸してはお口へ運んでしまいました。
スープ割は卓上のポットに入った魚介系出汁スープを自分好みに調整でき、海老・蟹・貝に更に魚のいい出汁が融合してとても美味しく戴け、
そのスープだけでも美味しかったので更に卓上に置いてあった餃子用のタレ用でしょうか？小皿に注いで冷えていた身体を温める為に沢山戴いてしまいました。
お店は駅から１０分近く歩いた住宅街に佇んでいますが、休日の夜でもあちらこちらからお客が来店している噂どおりの実力店でした。
どうも、ご馳走さまでした。
今日の一文字
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