小川山 2009/10/12 Mon

トポを眺めて、いつか、こんなエリアに自分達だけで出掛けられる日がくるのかなぁ？と思っていたエリアサイコロ岩。私は昨年だったか、Iサキさんにおねだりして連れて来てもらった事がある。残りの3人は初めてだ。一番簡単なルートが11a、この4人で本当に何とかなるのか？

きくがノー・アクセス(5.11a)にOSでトライ。きくが得意なタイプのルートだと思う。狙っていけば？きくが登り始めるが、上部で落ちる。少し、考えてトップアウト。このルートは使えるホールドが限られている。どうも、しっくりこないみたいだ。

真っ青で、雲ひとつ無い、秋の小川山の空だ。sskさんと、林ダ君がノー・アクセス(5.11a)をTRで登っている。1人、足りないなと思う。この空を、どうしても足りない1人に見せたくなって、写真にとって、メールを送る。私も、TRでノー・アクセス(5.11a)を登る。Iサキさんとここに来た時、唯一、RP出来たルートだ。登れないだろうと、気楽に登るとアッサリ登れる。得意なタイプのルートだけど、ちょっと、ビックリ。
朝が遅かったので、すぐにランチタイム。返信が来た。空もいいけど、岩の写真がみたいと言う。私達は、いつも彼に何かしたくて、待ち構えていると言うのに、彼が私達に何かを頼むことは無い。当たり前と言えば、当たり前だ。彼が本当に望んでいるだろう事について、私達は無力だ。岩の写真くらい、何枚でも撮ってあげる。私は、登るのそっちのけで、怪しいカメラマンに変身する。
きくが、シークレット(5.11c)をTRで登ろうとするが、スタートで苦戦。ズルして、真ん中、ここも苦戦。全くどうにかなりそうな気配が無い。
sskさんが、ノー・アクセス(5.11a)をリード、あっさりとRP。先日、DDT(5.11a)をRPして、小川山の初イレブンって言っていたけど、ホラね。単に、あなたは登っていないだけなの！
林ダ君が、ノー・アクセス(5.11a)をTR。リードすればよいのに。しかし、なにか納得いかないことがあるらしい。TRでMOVEを固めている。
私が、サイコロ・ルーフ(5.11b)をTR。全く、いい所なし。このルートの上部、多分、リードしたら無茶苦茶怖い！
林ダ君が、ノー・アクセス(5.11a)をリード、これまたあっさりとRP。林ダ君はこういうカチカチしたルートが苦手だったはずなのに・・・。最近、スイスイ登っちゃうようになった。上手になったものだ。
きくが、サイコロ・ルーフ(5.11b)をTR。ねっ、上の方、怖いと思わない？降りてきたきくは、「今度、ここにきたら、これ登ろう！」と言っている。きくって、ホントに変な人。人一倍怖がりなのに、あえて、こう言う怖そうなルートに興味を持つ。マゾ？
sskさんがサイコロ・ルーフ(5.11b)をTRで登るが、もう、ヘロヘロ。ノー・アクセス(5.11a)ですっかり、満足しちゃったみたいだ。
林ダ君がサイコロ・ルーフ(5.11b)をTRで登る。別のロープで私も、シークレット(5.11c)をTRで登る。回収なら林ダ君に任せておけばよいのだけど・・・。もっと、高いところから写真を撮りたくて！ちなみに、登りはボロボロ。手も足も出ないルートだ。
サイコロ岩のテッペン。山荘の、キャンプ場の写真を撮る。「マラ岩とか撮れないの？」「ここからじゃ、見えないよ！」、怖くて岩のテッペンで写真を撮るなんて芸当が出来ない面々が下からあれこれ、注文を出す。ロワーダウンしながら、キョロキョロ写真を撮る。今年の紅葉は今一だ。仕方が無い、寒くなってないからね。目の前にチョークだらけのガバが目に入る。ガバ、彼もきっと大好きなはず、パチリ！

今日の林ダ君、ノー・アクセス(5.11a)をTR×2&RP。サイコロ・ルーフ(5.11b)をTR。
今日のきく、ノー・アクセス(5.11a)をOSトライは×。シークレット(5.11c)、サイコロ・ルーフ(5.11b)をTR。