クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

BigRock 2006/02/27 Mon

2006-02-27 23:59:59 | ChapⅣBigRock2006
月曜日だけどBigRock。一緒に働いている人を体験クライミングにご招待(^-^)/今日の彼は、アイアンマンだ。クライミングは初めてだけど、常日頃、体を鍛えている人だし、もしかすると・・・、ちょっとドキドキ。

着替えて柔軟。じゃあ、ボルダーでも登りましょう!って段になると、(何故か横浜店にいた)純一さんが「同じ色・形のテープを手で追っていって下さい。」と、説明をしてくれる。フムフム、「・・・、最後に両手を揃えてお終いです。その後は何を使ってもいいから少し降りて来て、低い高さまできたら飛び降りてもいいですよ(^-^)」。そして、彼が登り始めると「次は右足を上げて、左足を上げて、そう、それから手を・・・。」、ねぇ、純一さん、キャラ違うよ!と、私は思ってしまうのだが・・・。
私が純一さんに初めて会ったのは、登れないけどクライミングの最低限のルールは覚えた!って頃だ。私にとっての純一さんは、「空いてるぞ!登れ!」(を連発し、アッと言う間に生徒達が力尽きる。昼食後、生徒達はママの背中に隠れがちになりスクールの終了時間が早くなる。あげく、力尽きた生徒達に「体力、無いなぁ!」と止めを刺す。)「ガバがあるだろ!」(だけど、どんなに探してもガバなんて無くって「ガバありません(TOT)」と答えると「なんかあるだろ!なんか!」と言われるのは我がスクールの定番。純一さんのこの言葉に悩まされた生徒達が、ガバとは指の第二関節と第三関節(指の付け根)がそれぞれ90度に曲って持てるホールドと定義したが、それでも純一さんは城ガ崎のホールドを「体をこうしたら(前傾壁を登れば)ガバになるだろ!」と抵抗する。)「ガッーと行け!」「落ちるな!」「行け!手ぇ出せ!」(だから、行けるんだったらガッーっと落ちないで手を出してるって!行けないから困ってるの!)、「誰か登ってくれよ!」(と、心から情けなさそうな声を出し、登れない生徒達を凹ませ、止めを刺す。)、そしてつい先日は外傾した(あれは)スローパー(って言うのか?)を「ガバだと思えばガバなんだ!」(流石に、元生徒も現役生徒も言葉を失った・・・。純一さんは、カッコいいよ!)と言い放つ人なのだ。
林ダ君はルートの初心者講習を純一さんに受けた。林ダ君は「すごく丁寧で、優しくて、わかり易くて親切で・・・。」と、純一さんがスキスキだ。ん~、ん~、ん~(-_-;)、イヤ、私も純一さんはスキスキだ。だけど、何かが違うぞ!そう言えば、「僕も、クライミングを始めた時に純一さんの講習を受けたんですよ!」と会話をした方も、純一さんに対し、林ダ君のような印象を持ってらしたようだ。ん~、ん~、ん~(-_-;)、いや、純一さんが雑で、厳しくて、難解で、不親切でと言う訳では断じてない。でも・・・、もしかすると、ジムと外岩では人格が変るのか?そうじゃないなぁ、ジムでも無茶を言うもんなぁ。でも、いくつか確かな事がある。純一さんは、強いクライマーだ。それから、純一さんはシャイだ。それから、ママがいないと何にも出来ない(様な気がする)。それから、意地悪だ。それから、? あれ?話が・・・、誉め殺そうと思ったのに(・_・;) でも、何気に生徒達の間では、人気の高い人物である。

さて、アイアンマンは垂壁のボルダー壁で赤テープ課題を3本登り、隣の壁に引越し。赤テープの■、/までやっつけて、×にはやっつけられてレスト中。「ここ(前腕)がパンパン!」と、しきりに揉んでいる。正しい初心者だ。「今の、どこが悪いの?」と、聞く辺りがなんだかスポーツマンっぽい。今の彼は肉体的な限界に達している訳ではない。「出来ない!」ではなく、どこか悪い所があるのだ。「まず、前腕が張っちゃうのは、常にひきつけて登っているから・・・。」と、たどたどしく説明する。「それから、ホールドには効く向きがあって・・・。」と、登りながら説明する。私の拙い説明を聞き、登り方を変えていく彼を見ながら、あぁ、これなんだな、と、林ダ君を思い出す。ママが林ダ君を評して「言われた事に対して素直だし、言われた事を実践する身体能力がある。」と言っていたそんな感じ。って事は、彼もやり続けると私を追い越し上手くなる(-_-;) けど、大丈夫、彼のメインスポーツはトライアスロンだ!トライアスロンでは下半身とスイムの為の背中、肩までがメインの筋力になり、後の筋肉は補助的な意味で必要な分だけ、んと、クライミングと同じで、つけ過ぎると錘になっちゃうので付けたくないらしい。つまり、腕の筋肉はメインの筋肉では無いようなのだ(あってる?)。だから、多分、・・・。林ダ君の事も、直ぐ飽きてやめる予想を立てていたのに、続いちゃってるしなぁ。
試行錯誤とレストを繰り返し、赤×クリア。更に隣の壁の赤■クリア。そろそろTimeUpだ。更に隣の壁の赤■は・・・、触らなかった事にして、本日終了。お疲れ様、楽しかった?

さて、ここからは私のFreeTime、ボルダーに手を出す。が、流石に昨日の今日では体が重い。重いなりにブラブラと登る。「まだ、5.11登れないんだぁ。」と、純一さんとおしゃべり。「何を登ってるんだ。」「ETハング(5.11a)にやられまくり。あとは目処が立ってるのはブラウンシュガー(5.11a)かなぁ?」「まっ、小川山だな。シンデレラ(水曜日のシンデレラ(5.11a))でいいじゃないか!」「イヤです。何とかします( ̄へ ̄)」「暖かくなって、そろそろ登れなくなるぞ( ̄ー ̄)」、やっぱり、なんか、意地悪だ!

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