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2022.08.01 16年前の眼鏡。



老眼鏡の鼻パッドが壊れた。

それで、これは丁度良かったので、この際、この眼鏡のままで良いのかどうか、調べて
もらおうと、これを買った眼鏡屋さんへゆく。

視力検査を終えた担当者は、これで、視力は合っていますといった。
私は、ずっと疑問に思っていることを聞いた。
「この老眼鏡は、16年前に、今の住居に転居してきた時に、この眼鏡屋さんで作って
もらった眼鏡ですけれど、その後、この様に16年間も度が変わらずに、同じ眼鏡が
使えることってあるのですか?ネットで調べたら、老眼鏡は2〜3年で度がかわると
書いてありましたが。」

「普通は、2〜3年で変わるものですが、今回は、変わっておられませんので、この
ままで、支障なくお使いいただけます。」

そうなのか、以前にも不思議なことがあった。
と言うのは、6年前のこと、私が道路のタイルが、剥がれていたところに、足を引っ
掛けて、転倒し、メガネが壊れて、ガラスが3本、頬に突き刺さり、救急車で運ばれた
ことがあった。3回も手術のやり直しをした。
その時、メガネを作り変える必要があったが、この眼鏡屋さんが、なかなか口籠もって
私に何かを言わないと言うことがあった。
どうしたんですか?とよくよく聞くと、今から6年前、つまりその時、転居後10年目
だったので、メガネ作成後10年目のその目を測ってもらったら、何故か前よりも数値
が良くなっていると言うことだった。(老眼も遠視も両方共改善したとのこと。)

それで、大変悩んでいた担当者に、私は言った。
それでは、目医者さんに診てもらって決めましょうと。
すると、目医者さんも同じ数値であったが、私は、それらは参考にして、10年前の
数値で、メガネを作り直して貰った。

その後、続けてそのメガネを6年間使い続けているので、都合、転居後16年間、同じ
度数の老眼鏡と同じ遠近両用メガネを使い続けていることになる。

目医者さんは私の住居の隣のビルにあり、私は、目を酷使する仕事なので、度々、視力
検査をしてもらっていて、その度に、必ずこの2つのメガネも持ってゆき、無理がない
か合っているか診てもらっているが、最高の状態だといつも言われている。
白内障も全く無いと。

だが、この際、よく調べてもらおうと思った。
と言うより、今回は、いくらなんでも、もう作り替え時だと言われるに違いないと
思って、覚悟して出かけた。

でも、これで充分、このまま使い続けて下さいと言われたので安心した。
但し、老眼鏡のワインカラーの枠は、一部ハゲてしまって、白くなっている。
流石に、これは替え時だと言われた。

でも、老眼鏡などは、用さえ足りれば、あまり見かけは気にしない私は、これを買い
替えるつもりはないので、壊れるまで使うだろうと思う。

この店は眼鏡の老舗なので、高級品を扱っているので、店頭に並んでいるのは、
高い眼鏡ばかり。
買い替えなくても良いとわかった私は、ルンルンとご機嫌で帰ってきたのだった。


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