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2008.2.26 飯蛸の煮物


先日、家の近くのイタリヤ料理店で、出て来たオードブルが
とても美味しいので聞いたら、飯蛸(いいだこ)のグリルですと
のこと。
この女性シェフの家では、昔から、家中が飯蛸好きだそうです。

私は、飯蛸は、幼い頃から、我が家で食べた記憶はなかったので、
飯蛸が、こんなに美味しいものだったとは知りませんでした。

さっそく、近所のスーパーを探しましたが、売っていないので、
聞いてみると、この2週間飯蛸は入っていませんとのことでした。
そこで、大阪の百貨店へ行ってみました。

すると、何と!飯蛸は、高級鮮魚の売り場にありました。
その小さな飯蛸を、3匹買って帰りました。

<作り方>
飯蛸は、塩揉みをして滑りを取って、足と頭を切り分けます。
酒と醤油を煮立て、飯蛸を入れます。
足は、火が通ったら早めに取り出します。(固くならない内に)
頭は、中身(飯の様なもので卵です)が詰まっているので、もう
少しゆっくりと味を含ませます。

いいだこは、本当に美味しいものですね。
改めて、聞いてみると、飯蛸好きの人が多いことを知りました。
箕面のMさんは、まだ、飯(いい)が詰まっていない、若いたこ
の方が好きだそうです。

友人のIさんは、飯が詰まっていない飯蛸を見ると、「あ、つぼ
だこか~。」と買わないそうです。
飯蛸は、飯が詰まっているのが良いのだとか…。
飯が詰まっていない飯蛸を、つぼだこと言うことも、始めて知り
ました。

実は、先日イタリヤ料理店で食べた飯蛸は、そのつぼだこでした。
柔らかくて、本当に美味しいと思いました。
私は、飯状の卵にまだ馴染めないので、つぼたこの方が好きです。

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写真は、赤目いもの煮物と飯蛸の煮物を盛り合わせて、三度豆を
添えました。
(三度豆は、茹でて、薄味の出し汁に漬けたものです。)

奥は、海藻と新子の酢の物と、菜の花のお浸しです。

蛸も赤目いもも、美味しくて美味しくて、お代わりをしました。




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