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2008.2.13 しみじみ美味しい赤目芋の煮物



美味しそうな赤目芋を見付けたので、食べたくなり買って
来ました。
ほっこりした里芋の美味しさは、格別ですね。

里芋の煮物は、出汁だけは、良いものが必要です。
昆布とかつおの美味しい出汁を取れば、半分、成功したも
同然です。

多めの出汁に、塩と、ほんの少しの醤油(軽く色が付く程度)
で、ごく薄く味付けします。
(少なすぎたら、後で足せますので、薄めに味付けします。)

沸騰した出汁に、下茹でをした赤目芋を入れて、静かに(煮
立ち過ぎないように)、ゆっくりと煮ます。
煮立たせ過ぎると、芋は崩れるし、汁は濁るし、美味しい
煮物はできません。
(なお、出汁は必ずたっぷりと使い、芋がいつも浸かってい
る様にします。)

出来上がったら、火を止めてしばらく置くと、なお美味しく
なります。

きぬさやは、塩を入れた湯で茹でてから、水に取って冷まし、
冷たい出汁に薄口醤油で薄く味付けしたものに、浸しておき
ます。

器に、赤目芋を盛り、きぬさやを添えて、おろした柚子の皮
(叉は千切り)を散らします。

あんなに薄味にしたのに、こんなに美味しいの?とびっくり
されると思います。
柚子の効用は大きいと思います。

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2008.2.12 再利用カレーシリーズ、そして「味覚の謎」



(1)
前日の葉たまねぎと牛肉の炒め物の残りを利用して、
暖かい「あんかけカレー汁」を作りました。

昆布とかつおの出汁を、あらかじめ薄口醤油で薄めに
味付けして、カレー粉と片栗粉を併せて水で(出汁で)
溶いて、とろみを付けてから炒め物の残りを投入。

まあ!なんと美味しいこと!
これが、再利用料理と言えるでしょうか?
私は、本当に満足しました。

あとは、「豆腐ステーキの野菜あん」と、私の好物の
「若布の茎の煮物」、そして、赤ワインでした。




(2)
そして、その翌日の昼食は、もちろん「カレーうどん」
です。
これは、昨日のあんかけカレー汁の再利用です。
と言うことは、一昨日の炒め物の、「再々利用」です。
ワー、嬉しい。
こんなことに喜ぶなんて、私は変ってますよね。

でも、昨日の夕食といい、今日の昼食といい、このカレ
ーシリーズ、これが又、美味しかったの何のって!
「いつまでも、美味しい」…状態だったのです。

(3)
ところで、私はずっと昔から、美味しいものは、「いつ
までも、美味しい」ことを、不思議に思っていました。
例えば、寝る前になっても、夕食の美味が、馥郁と残っ
ていることがある…何故だろうと。

今迄、私はこの現象を、よく「美味しさの余韻」と言う
言葉で表現しておりました。

ところが、その秘密が、最近ようやく分ったのです。
つまり、美味は、舌だけが感じるものではないことが、
研究の結果、分かったそうなのです。

やっぱり!やっぱり!やっぱり!
私は、飛び上がるような気持ちで、その記事を読みま
した。
これで、やっと、あの感覚の説明が付きます。
長年の疑問が、氷解した瞬間でした。

これについては、又、改めて書きたいと思います。
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