歯切れの良いギロとベースのリズムから入いる「スタンド・バイ・ミー」は、わらぶき小屋にお越しの皆様には、説明も要らない位によく知られた名曲だ。
コード進行は<G-Em-C-D>の繰り返しで単純なんだけど、Ben.E.Kingのボーカルと間奏に入いるストリングスが効いている。
この曲は、4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いた1986年の映画の主題歌に取り上げられてリバイバルヒットした。
CAROL「“死体探し”なんて、ホラー映画なの?」
Tommy「映画は見てないが、<12歳の少年たちが好奇心から『死体を見つければ英雄になれる』と考え、線路づたいを歩いて死体探しの旅に出かけ、仲間との友情の絆を深める>という話らしいよ」
CAROL「映画は少年が中心みたいね。でも、この歌は素敵だわ」
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Ben.E.King(1938年生)はザ・ドリフターズ(彼はリード・ボーカルを担当)に在籍した後、独立して 1961年にスタンド・バイ・ミーの大ヒットを飛ばしている。
彼がいたThe Drifters時代では「ダンス・ウィズ・ミー」、「ラストダンスは私に」などの大ヒット曲もある。
この頃の黒人コーラスグループは、ドゥーワップとかリズム・アンド・ブルース、モータウンへとつながり、ザプラターズ、ザダイヤモンズ、テンプテーションズ等がビートのあるハーモニーのきれいな曲を出している。
彼はその後独立してから、Spanish Harlem(1961年)なんかも歌ってる。
Tommy「 you-tubeでは、若者と一緒にスタンド・バイ・ミーを熱唱してるよ」
CAROL「ね、you-tubeのアクセスが25百万回ってすごいわね!」