イチロー 引退

プロ28年目の、マリナーズのイチローが引退する。

オリックスで10年やり、大リーグに渡りメジャー19年目。
打席でのバットを立てて袖を引き上げるスタイルは、古武士のように見える。


日本での開幕戦で2試合に登場するが、結果が出ず、バットを置くこととなる。


彼の成果を挙げればキリがない。
大リーグに行った2001年：242安打、打率3割5分、8本塁打、69打点、56盗塁　→　ア・リーグMVPと新人王。


長年選手生命を続けてこれたのは、たゆまぬ練習とトレーニングに裏打ちされる。
45歳だが、中年太りには縁がないが、帽子を脱ぐと、白髪が目に付く。


大リーグに行った時は、冷たい目で見られたが、長年の活躍は米国でも評価され、ファンを増やしていく。


最後の打席では微妙な内野ゴロだったが、間一髪で　アウト。
その試合が大リーグ初登板となった菊池雄星には「後を託した」と励ます。
大リーグでの日本選手の新旧交代となる。