minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

たった一杯のピンガで・・・

2010年07月07日 | 家族の日常
30歳からお酒を覚え(?),40歳でほとんど飲まなくなり・・・最近も全く飲んでいなかったが、ぺーぱーむーんに行くとついつい『ピンガ』を頼んでしまう。喘息の発作がでない、不思議なお酒???

昨夜も久々にぺーぱーむーんに繰り出したら、演歌のフジコさんやら懐かしい顔がすでにへべれけ状態。まけじとピンガを飲んで・・・たった一杯だったのに、結構酔った気分になってきた(安上がり!)。しかし嫌な予感がしたので「わたしゃ、一足先に帰るね~。」とみんなに別れを告げて外へ出たものの・・・。

まず、4階のエレベーターの入り口で立ってられなくなって、しゃがみ込む。5分ほどじっとしていたら少しもとに戻ったので、滑り込むようにエレベーターに乗って下まで。自転車置き場でまたまたしゃがみ込む。ああ、傘を店に忘れて来ちゃった。まあ、濡れても大丈夫なくらいだから、いいか。取りにもどれば1分の距離なのに、それすら不可能。

ようやく自力で自転車に乗って、立教通りのサンクスでまたやばくなり、自転車から降りてしゃがみ込む・・・ああ、何度このしゃがみ込みをやっただろう。家までほんの●●mなのに。

暢気にぺーぱーむーんで飲んでるトシキに電話したかったが、こういう時に限って携帯がない。小雨が降り出しているし、早く、ああ、一刻も早く家にたどりつきたい!!!助けて~~~!と思いつつも、しゃがみ込んでいる時は『お願いだから誰も声かけないで。放っておいてください。』と顔を覆いながら願う、複雑な女心よ。

しかし、丸井の大通りでしゃがみ込んでいる時に、誰かが私の背中に手をかけた。何度かポン、ポンと叩いている。ハっと振り向けば、大きな紙袋をぶらさげたホームレスのおじさん。「あ、ありがとう。大丈夫です」というと何やらブツブツと言いながら去って行った。顔を覆っていたから若いねえちゃんかと思ったのか?がっかりさせてごめんね~!顔はススケて真っ黒だったけど、優しい目をしたおじさんだったナ・・・。

道路脇だったので、客待ちのタクシーも私の横に停めて、中から覗き込んでいた・・・。ここは目立ちすぎる!と一目を避けるように移動しつつ、何度かしゃがみ込みで休憩をとりつつようやく家にたどりついた。玄関で荷物を投げ捨て、トイレの前でばったり。別に吐いたりもしなかったが、頭がぐわんぐわん、貧血状態。ベッドに倒れ込んだ時は『ケガもなく、生きて帰れてよかった~』と爆睡。やはりお酒は性に合わないのかしらん。もう止めておこう・・・とほほ。