goo blog サービス終了のお知らせ 

minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

湖畔の宿にて。@諏訪

2017年07月31日 | 
九州ツアーを終えて、門司港からフェリーで泉大津まで。

なんと、前日の打ち上げから高熱を出してしまい、途中退席。クーラーが効きすぎるお店に入って裸同然の洋服しか着ていなかった自分の責任です。とほほ。

佐世保までの高速フェリーでずっと寝込んでいた私は、漁師のカズオちゃんが自分の漁船でフェリーに並走し見送りに来てくれていたのも見逃したわけでありますが(涙)、門司港から乗ったフェリーでもほとんど寝込んでいました。昨年から仲良くなっていたフェリーのパーサーがとっても優しい人で薬をくださったり・・・というのを抜きにしても、いろいろな面で阪九フェリーは日本のフェリーの中でピカ一だと思います。

そして一路、諏訪へ。お昼頃に到着し岡谷の名物「水門」のうなぎへ行こうと思ったら12時半に電話したら「お昼はすでに終わりました。夕方は5時にお越しください。予約はできません。」ということ。昨年もここに立ち寄ったけれどうなぎは完売していた。これは今回は時間の余裕があるので昼はかるくすませておいて、5時にきっかり行ってみよう、と。それにしてもなんでこういう時だけ一致団結するのだろうか(苦笑)?



5時5分くらい前に「水門」に到着。もうすでに店内は満席状態。特重うなぎ(4切れ)2800円。むむむ。これは最近のうなぎやとしてはめちゃくちゃ安い!しかも愛知風の焼きうなぎだ!!6つづつくらい、出来上がっては運ばれてくる。まだか〜、まだか〜、と待つこと1時間。ようやく私たち(最後)のうな重が出てきた!!!!



想像以上に美味しかったです。パリパリの中はフワフワ、肝吸いの肝もやたらに大きい。鰻は重箱の上の段に2枚、下に2枚。そっか〜、これがうな重という意味だったのね。うな丼との違いをまさに見せつけられた逸品であります。

うなぎを堪能して、宿に入ると、この宿がまた諏訪湖畔に面してひっそり佇む素敵な宿。少々汚いけれど温泉は24時間だし、さらにこの時期は諏訪湖花火大会に向けて毎日湖畔で花火が15分間上がるというのだ。温泉から出た途端、外でポーン、ポーンと音がして、部屋の灯りを消して、プチ花火大会を部屋から鑑賞する、というもっとも贅沢な状況でこの夏、2度目の花火も味わうことができました。しあわせ。




さて、翌日、いよいよ諏訪のマイケルズでのお昼ライブ。NY時代の友人チサホたちが主催してくれて昨年もここで演奏させてもらいました。響きの良い空間で、病み上がりの体に鞭打って(ほとんどリオにカバーしてもらったけど)なんとか演奏もできました。今年も来てくださったみなさま、本当にありがとうございました。


リハーサル photo by Chisaho


Live photo by K.Ushiyama

とにかく、水のある風景に癒され、エネルギーをたくさんもらって、美味しいものも食べて、最高の九州(そして諏訪)の旅が終了。

みなさま、ありがとうございます。まだまだ猛暑は続きますのでお体、ご自愛くださいませ。
私も楽器もしっかりメンテナンスして、また8月のツアーに向けて頑張ります!!



TReS の長い夏休み@五島

2017年07月31日 | 
九州ツアーを終了させて、大好きな五島列島へとTReSは向かいました。ここからほとんど夏休みになりますw。

上五島でデザイナーの田尾さん、弟子の操ちゃん、そして京都「ろくでなし」のマスターの横ちゃんたちと合流。彼らは1日前に入って田尾家を大掃除。一年間誰も使っていなかった空き家状態の大きな家をピカピカに掃除していてくれたのであります。掃除のプロでもあった操ちゃんの貢献度、めちゃくちゃ高かったな〜。大感謝。

それにしても、クーラーなしでのこの猛暑。到着してまずは、上五島の高校生たちのブラバンのコンクール前の練習を見に行って(翌々日、彼らは銀賞!おめでとうございます!!)夜は有川で花火大会。1年に1度しかない花火大会に昨年同様、偶然くることができて幸せだな〜。なんでって、ここの花火、港が近いので桟橋で寝っ転がりながら真上にあがる花火を見れるなんて本当にないことですからw。混雑していたと言ってもスカスカの状態です。

そのあとジョージハウスへ。カズオちゃんがとれたてのサザエを持ってきてくれていて、ジョージさんがそれを美味しくご馳走にしてくれ、大宴会が始まりました。

翌日は朝5時起きで、SUP(スタンダップパドル)。サーファーのシンちゃんが用意してくれたSUPボードとシュノーケルで美しい上五島を満喫。早朝は海も格別に美しく、波もほとんどないのでSUPにはもってこいなのです。美しい写真もたくさんとれました。

ハマンナ海岸でも撮影会をしたり、教会に行ったり・・・。上五島の自然はいつも優しく迎えてくれます。

有川George Houseでのライブもアンコールでジョージさんがいつものように乱入し、盛り上がりました。

翌日からベベンコビッチの待つ、小値賀島へ。

ベベンコの建てた高級宿でウエルカム刺身盛りをいただき、それから合流した友人も交えてベベンコが小値賀観光プチツアーへ。夜はライブがあるので、さすがに泳ぐ時間はありませんw。

ライブでは昨年来てくださったリピーターも大勢。さらに小値賀の姫、子供達、とにかくみんなノリノリです。

翌日はみんなで「柿の浜海水浴場」でメガサップ。上五島でSUPをやりましたが、それの10人乗り。さらにハイテクなシュノーケルやiphone水中用ケースまで貸してくれて一人1500円!!!!水中の動画もSちゃんがとってくれて、めちゃくちゃ美しい。可愛い小魚が多かったです。「私泳げないんです〜。」と言っていた操ちゃんもシュノーケルの楽しさにはまったようで、プカプカずーっと海中を眺めていました。

翌日はまたまた上五島にもどって、今度はベベンコも合流してくれて、得雄寺でのライブ。

今回、吹奏楽コンクールに出た高校生たちのために、日曜のライブを金曜に変更。高校3年生たちも今年でここのライブは最後かもしれないんだな、と思うと感慨深いものがありました。ベベンコのファンのちびっこたちも多くて、このお寺でのライブはいつも素晴らしい雰囲気に包まれています。ご住職たちのお人柄も最高にファンキーで、音楽が大好きなのでいつも私たちを歓迎してくださって・・・心から感謝しております。

今回のご住職のありがたいお言葉・・・・融通無碍(ゆうずうむげ)(行動や考えが何の障害もなく、自由で伸び伸びしていること。 ▽「融通」は滞りなく通ること。「 無礙」は妨げのないこと。)


この言葉を常に実行していきたいものだ、とつくづく思った五島の夏休みでした。また来年も「おかえり〜!」って言ってくださいね。

五島のみなさま、そして田尾さん、大変お世話になりました!!!

動画はこのダイジェスト盤です。ご笑覧ください。(写真提供/田尾氏、Mちゃん、貞方さん、中山正寿氏)