minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

TReS+ Live@Barrel House

2014年04月03日 | ライブとミュージシャンたち
本日は<TReS+/トレスプラス>の第2弾、コスマス・カピッツァper入りで池袋Barrel House。

心配した雨も降らず(途中で少し降ったようですが)よかった~。
フランスから、広島から、もちろんご近所からもお越し下さった皆様、ありがとうございました。

この4人で7月は関西方面にツアーで行きます。
新曲のピアソラ曲もようやくスタートラインに・・・。
コスマス・カピッツァperもほとんど「皮もの」中心というシンプルで基本に戻ったパーカッションに変身。
彼のコンガやジェンベのグルーブ感は本当にすさまじいものがあります。

いや~、ツアーが今から楽しみですね~。

今年の1月はほとんどインフルエンザのせいで寝込む日々。
少しだけ元気になってきたときに、ピアソラの[Adios Noninho]を聴いて・・・感動の涙,涙。
ピアソラが愛した父親が亡くなった時に書いた曲。
その美しく激しいメロディが心を揺さぶる・・・ああ、この曲、TReSでも演奏してみたい。でも無理かな~、やっぱり。
と気持ちも体力も落ちている時にはまず、無理だとあきらめていたのですが・・・。

熱が下がって少し元気になった頃に「よっしゃ、やってみよう!」とアレンジを決意。
2月いっぱいかけて頑張ってようやく練習できる形に。

なによりも幸せな事は、家で真夜中に3人揃ってリハーサルができるという事。
細かいリズムの変化など、普通のバンドのリハーサルでは容易にできるものではないものばかり。
毎晩毎晩、喧嘩もしつつ(苦笑)あーでもない、こーでもない、と侃々諤々でなんとか形に。
コスマスにも一日だけリハーサルをつきあってもらって・・・みごとなまでに3人のサウンドに寄り添ってくれたのでした(うれし~)。

自分のオリジナルも新しい形で作り直したり、TReSの新譜を作成するための準備も着々。
ライブで感触を確かめつつ・・・もっともっと面白くなるようにがんばりま~す。

これだから音楽はやめられまへん。