minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

ああ、放心状態・・・

2012年03月01日 | 環境
2月の大きなイベントが2つとも終了。これで、安心して風邪もひける、と思いきや、さっそく口唇ヘルペスが。解り易い体だなw。

舞台裏は見せたく無いけど・・・化粧のノリの悪い日は・・・ from 赤坂一木通り

昨日は朝から東京は雪。車の運転に自信がなかったので、朝が不得意のトシキになんとかお願いして赤坂BLITZまで送ってもらう事に。芳雄さ~~~ん、なんでこんな日に雪降らすんだ~(苦笑)?天国からのニクイ演出???それにしても綺麗な雪景色・・・。




いやはや濃~~~い一日だった。お昼からリハーサル、そのままゲスト入りリハーサルと休む暇もほとんどなく本番に。


いつもはベロベロで演奏するのに、今日は一滴も飲まなかったうっちゃん!


ハコさんと倉橋ルイ子&フラワートップ女子部


本番直前に桑名正博さんに「サックスも入ってよ」と言われ、めちゃくちゃ難しいコードでいきなりソロを渡されて・・・いきなり緊張(汗)。それですっかり気が動転したお蔭で、「絶対さっちゃんは泣くぞ。」とメンバーから言われていた「蒼い影」でも泣かずになんとか吹ききった・・・。

それぞれ個性のある役者や歌手が登場して行く中で楽しんでバックを務めさせていただいたけど、本当にこんなメンバーが集まれるのは芳雄さんのお蔭だなあ、とつくづく思う。なんと、開演前の影アナウンスを松たか子さんが務めると言う贅沢なハプニングも。

「どうしても、来年のバースデイはライブをやる!」と昨年7月に入院先でケンタと約束を交わした芳雄さん。
「ライブができないようだったら死んだほうがましだ!」と言いきったそうな・・・・。

愛娘の麻由ちゃんも「今日一番喜んでいたのは芳雄だと思います。」

初めて人前で歌ったという松田龍平君、アナーキーの仲野茂さん、佐藤浩市さん、江口洋介さん、そして桑名晴子さん、正博さん、石橋凌さん、宇崎竜童さん・・・みんなみんな芳雄さんを愛し続けている人ばかり。一曲づつしか歌わなかったけれど、それぞれの熱い思いがこめられていた。




泣かせどころが何カ所もあって、ひとつづつクリアしていった私たちだったが、最後にメンバー紹介をケンタがする、というところで芳雄さんの声で一人づつ紹介が・・・。あれには参った。バンドメンバーにまで温かなドッキリ。譜面台に置かれた白いタオル。「泣いたら使ってください」と言わんばかり。

しかもリハーサル途中で奥様が「さっちゃん、226のバースデイプレゼントよ」と懐かしの「ざわざわ下北沢映画完成ライブ」のDVDを下さった・・・。これって、ピアニスト、フジコ・ヘミングさんと芳雄さんと私の3人でサマータイムを演奏した、幻の映像も入っているのだ!!わ~~~ん(号泣)。

そして途中ステージに置いた芳雄さんの「I.W.HARADA」がテーブルから落ちてバーボンの匂いに包まれて演奏する事になったけど、さっと新しいボトルが置かれた・・・。ずっとずっとステージに芳雄さんはいてくれました。有り難う!なんとか泣かないで最後まで演奏できました。




打ち上げでは坂本順治監督や林海象監督たち、隣りに座っていろいろとジャズの話をした石橋凌さんと何度も乾杯を繰り返し(といいながら私はウーロン茶)、さらに桑名さんの面白話がどんどんでてきそうだったけど、この濃~~~いメンバーと飲み続けたら恐ろしい事になるな、とそっと先に宴会場を立ち去る事にしたのであります。

桑名晴子さんと!

坂本順治監督と林海象監督(会場で坂本氏は「大鹿村騒動記」DVDを、林氏はCDを販売していたそうな・・・ご苦労様ですw)


「さっちゃ~~ん」と帰り際にかなりベロベロになった浩市さんがハグしてくださった!きゃ~嬉しい。

ケンタ君、そして関係者のみなさま、本当にご苦労様でした。こんなに記憶に残る素晴らしいライブに参加できて本当に幸せだ~~~!

しっかし、興奮して眠れないよぉ、ヘルペスがまた大きくなっちゃうじゃん(涙)。