minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

上を向いて歌おう!

2011年06月27日 | ライブとミュージシャンたち
「6月は合唱大会があるんだけど、また職員だけで何か歌いたいの。手伝ってくれないかしら?」

義妹から頼まれたのが5月中旬。昨年12月に行ったクリスマス会でのEbis Choirが大成功だったので、またお呼びがかかったのだ。前回は20名ほどのスタッフだったが、今回はなんと30名。「私も歌いたい!」というスタッフが急増したそうだ。幸い6月はライブも少なかったので週に2回づつの練習を行い、ハーモニー重視の「上を向いて歩こう」四声合唱と「りんご追分」Bluesバージョンの2曲をアレンジした。『上を向いて~』は今回ハーモニーを聴かせるために、伴奏はバリトンサックスのみ。私もトシキも歌にまわった。

毎回仕事のローテーションがあるので全員揃う事はない。当日蓋をあけたら、大人数にびっくり。バックコーラスの迫力に驚く。「日本語の歌だから、絶対に譜面見ないでね!上を向いて歌おう!」とだけ約束し、全員が暗譜して歌う事になった。6回も稽古した甲斐があった。やればできるんだなあ。

最初は絶対こんな難しいハーモニー歌えない、と思ってたけどなんとか歌えた!!とみんな嬉しそう。最後は利用者さんたちの拍手喝采でアンコール。全員で普通バージョンの「上を向いて歩こう」を熱唱。みんなが一つになって・・・歌の力は本当に凄いな。いつもはあまり反応しない車いすのおじいちゃんが手を叩いたり、鈴を鳴らしたり、と反応するのを見てまたまた職員たちが涙を流していた。

お昼の合唱大会が終了して、家にもどり夕飯を食べ、いざ打ち上げ会場へ親子で向かった。25人も参加し、大宴会。さらに2次会はカラオケ。私、絶対にカラオケには行かないのだが、昨日は特別。息子の歌を聴くのも初めてだが、無理矢理歌わされた私に助け舟で親子3人の「涙早々」を披露してしまった(汗)。トシキは得意ナンバーを何曲も歌い、最後に「ホテルカリフォルニア」を歌おうとしたら・・・なんとスペイン語バージョン。げげげ?となりながらも息子が助けながら2人で熱唱。

それにしても今時の歌って難しいなあ。テンポが早いし何言ってるのかわからないし、転調もコロコロ。よくこんな難しい歌歌えるな。とつくづく感心。

な~んだ、私のアレンジした歌なんてめちゃくちゃ簡単なんじゃん!次回はもっともっと高度なアレンジをしようかしらん。

The 永田ファミリーバンド