goo blog サービス終了のお知らせ 

minga日記

minga、東京ミュージックシーンで活動する女サックス吹きの日記

書を捨て、花見に行こう!

2011年04月06日 | ライブとミュージシャンたち
岡崎2日目はお昼に岡崎名物の一色ウナギのお店へ向かった。普段東京では絶対に食べられない美味しいウナギが食べたかったのだ。




レトロ感たっぷりの老舗ウナギやは看板に「うなぎ丼、どじょう」と書いてあった。入り口をあけると調理場がスケルトンになっていて、炭火でウナギを焼いているおじさん。何匹もウナギを台にのせて手際良くシャッシャッとさばくおばさんたち。ピクピクしながら捌かれて行くウナギたち・・・ごめんね、でも美味しそう・・・(涎)。





関東のウナギって何故蒸すのだろうか?ましてや中国産のスーパーで売っているウナギは買う気もしない。こちらのウナギを一度食べると、関東のウナギが食べられなくなる。蒸さずにそのまま備長炭でカリカリに焼き上げた香ばしいウナギが・・・ああ、堪らない!!!ぺろっと完食。以前体の大きな某ベーシストを連れて来たら、3杯も平らげてしまったそうなw。

ウナギ丼¥1500也


また、ドジョウとキモは佃煮風に甘辛く炊いたものが出て来た。ドジョウは柳川鍋しか知らなかったけど、こうやって食べるとまたまた美味しい~~~!!大満足!Sさ~~~ん、本当に御馳走さまでした。

そのあと、向かい側にある八丁味噌のお店へ。味噌見学にも参加し、最後にお味噌汁と味噌田楽を頂いてきた。お城から八丁くらい離れたところだからここの村が八丁村というのだ、とか、八丁味噌の作り方、なんと「放射能にも効能があり、チェルノブイリの事故の時は海外から注文が殺到した」などと資料館に書いてあり・・・タイムリーすぎるけど、こうして八丁味噌のお土産を沢山買い込み・・・まんまとカモになる私(苦笑)。

『純情きらり』の撮影の際、ここだけ天井の蛍光灯が白熱灯に替えられたそうだ。


そしていよいよ岡崎城のある岡崎公園へお花見。息子は「名古屋にも行ってみたい」との事で娘さんたちと一緒に消えて行った。若者同士で楽しくやってくれ~。

岡崎には何度も来ているのに岡崎城は初めて。矢作川より少し狭い川に挟まれたこじんまりとした美しいお城だった。



本丸頂上から一望


桜も7分咲きくらいだが、ぽかぽか陽気に誘われてお花見している人たちも結構いた。平日なのに。それにしても桜が見事。今週末、東京も花見頃だろうな。東京に帰ってもじゃんじゃん花見して騒ごうと思う。自粛なんかせずに(怒)!



屋台も沢山並んでいるが、東京で観た事のない「きしめん」「棒ロール」など興味しんしんだけどウナギと味噌田楽でお腹いっぱいだったので見るだけ。

こうして岡崎を堪能した私たちは息子たちとS邸でまたまたご馳走になって、お土産を山ほど頂いてから深夜東京へと戻ったのであります。浦島太郎になった気分だ~~。本当に本当にS邸に集まって下さった皆様、そしてSさん、有り難うございました!



愛情いっぱい、腹いっぱい 

2011年04月06日 | ライブとミュージシャンたち
春休み最後の2日間を、息子の希望で私たちがツアーの時にいつもお世話になっているS邸で過ごさせて頂く事になった。

Sさんの娘さんがAFSで南米・エクアドルに留学した経験や留学生の受け入れなどの話を聞いて「そんな素晴らしい制度があるなら利用しない手はない!」とアルゼンチン留学を決定。AFSの本やNHKスペイン語講座のテキストなどを下さり、Sさんのお蔭で我が家はすっかりスペイン語モードとなった(私以外)。

226コンサートにSさんのお嬢さんたち2人が来て下さり、そこで息子とも初対面。留学苦労話などですっかり意気投合して「絶対に岡崎へ行きたい!連れて行ってくれ~~!」と切望され・・・息子の念願はようやく叶ったのだった。

「紗知さんたちが来るよ、って声かけたら・・・20人くらい集まりますよ。」と聞いてはいたけど・・・総勢25名。

夕方S邸に到着すると、いきなりYさんが庭でバーベキューの準備をしていた。「えええ?なんで~?今日って平日だよね?・・・という事は・・・・飛騨牛が食べれる、やったあああ!」

Yさん、ピンボケでごめんなさい!

Yさんはこの日の為に仕事を2日間も休んで飛騨高山から美味しい飛騨牛のかたまりを持って来て下さっていたのだった。そして穫れたての野菜でSさんがご馳走を次々に出して下さり、Sさんの妹のIさんも150個ほどのプリプリの餃子を作って持って来てくれた。大好物ばかりを目の前にした息子も「今日だけはダイエットを忘れるぞ。」とばかりにお腹いっぱいになるまでご馳走を堪能。

愛犬キッコ(雄)「俺もお肉がたべた~い」


昨年は私たちもツアーで立ち寄ることができなかったのに、おばあちゃんも覚えていてくれて「2年振りだね。よく来なさったね。」

6時を過ぎると続々と懐かしい人たちが登場。伊奈さんご一家にも久しぶりに再会。2年会わなかっただけなのに子供たちがどんどん成長している。カリスマ美容師のIちゃんも素敵な彼氏を連れて来た。いやはや、みんななんて暖かい人たちなんだろ(涙)。






「せっかく行くのだから、何か演奏しなくては。」と息子がアルゼンチンでソロで演奏し続けて来た「Caminito」と「Take care of all my children」をアルトサックスで父と演奏。バリトンサックスを持ち替え、少し前から準備していたトリオでのオリジナル曲を披露し、息子が初めてソロらしいソロもとった。Sさんが絶妙なタイミングで「イエイ!」と声をかけてくれた。これが相当嬉しかったらしいw。もう、こうなったらミュージシャンはやめられない(苦笑)。

めざせ、トラップ一家。


最後はみんなで大合唱、パーカッションを叩くわ、踊り出すわ・・・。ラテン系のノリの良い愛知県民を久しぶりに目の当たりにし、私たちも東京を離れ心の休まる一時を味わいながら、深夜まで楽しい宴が続いた。(つづく)