量子人狼が話題になっている。興味のある方はインターネットで検索してみて。
人狼ゲームの一種だがそれぞれ村人か人狼かは確率的にしか決まらず後の経過
によってやがていずれかに確定する。その段階で以前の行為も整合性が合うよ
うに遡って見直す。例えば全員がゲーム開始時は確率80%で村人20%で人
狼で、日々村人的な行為及び人狼的な行為を行っている。数日後にAが人狼と
確定したとすると、今まのAの人狼的な行為が確定し、例えばAがB、Cを夜
襲撃していたとすると、人狼は人狼を襲撃できない為B,Cは村人と確定し、
生前のB,Cの村人的行為が確定、人狼的な行為は無効、死後は無行為に訂正
するのかな、それらを全て見直して未だ村人にも人狼にも確定していない者に
対して、村人、人狼である確率が再計算される。全員の村人、人狼確率テーブ
ルは公開されるけれど、どれが自分なのかは本人にしか分らない。勝利条件は
人狼ゲームと同じ。村人の為に頑張って村人勝利に貢献したけど、人狼になっ
てしまったとか、もう俺とっくに死んでるよなんて状況が起こって面白そう。
このアイデアは人狼以外のゲームにも使えそうで、後の動きによって駒の種類
が確定する量子将棋、量子チェスなんてのもできる。実際の将棋をベースにす
ると駒数も多く盤も広くて使い辛いので、5×5路盤のミニ将棋にした。
*実際の将棋をベースにした量子将棋はすでにネット上で遊べる状況みたい。
①②③④⑤
⑥⑦⑧⑨⑩
+++++
⑪⑫⑬⑭⑮
⑯⑰⑱⑲⑳
・駒の種類
玉、猫、金、銀、香各1枚、歩5枚の計10枚 ①~⑩ ⑪~⑳
自陣の1路、2路に配置
・駒の動き
玉、金、銀、香、歩:将棋と同じ
猫:八方桂及び玉の動き、つまり前後左右に桂馬跳び及び縦横後斜め1コマ
・成り
香、歩:敵陣の1路に着いたら成る。成った後は金の動き
銀:敵陣の1路に着いた時、また敵陣の一路から打ち戻るとき、成る事も、
成らない事(不成り)もできる。成れば金、成らなければ銀の動き
金:成れない、動きに変化なし
猫:成れない、動きに変化なし
玉:敵陣の1路に入れない(入玉禁止)
*歩、香、銀が成る場合には「成り」を明言する。銀の「不成り」は明言不要、
すなわち駒の裏返る動作は観測可能という訳。
*猫は相手に寝返りしないので先手猫を「黒猫」、後手猫を「白猫」という。
・取り駒
玉:取ることが出来ない。当たりを放置した時点で相手側の負け
猫:取って駒台に置く。ただし使用できない
金、銀、香、歩:取って駒台に置く。使用できる
・禁じ手、反則
将棋に準ずる。2歩、打ち歩詰、当たりのままの玉放置
・対戦終了
どちらかの玉の駒が確定した時点で対戦終了
・勝負の判定
終了時に確定していない駒も仮決めして初手より棋譜に従って並べ直す。反
則手があれば、先に反則手を犯した方が負け。棋譜の最後まで無事に並べ終
えたら、対戦終了時に玉が確定した側が負け。同時に玉が確定した場合は引
き分け。玉の駒が確定した時点で投了すれば棋譜による勝負の判定は不要。
*「先に反則手を犯した方が負け」としたけれど取った駒での反則手は微妙。
「反則手を起こした駒の最初の保有者が負け」と訂正かな。つまり①~⑩の駒
なら先手の負け、⑪~⑳の駒なら後手の負け。
*千日手(11/10)
引き分け。ただし千日手成立により玉が確定する場合があり対戦終了となる。
レアケースだと思うけどね。
連続王手の千日手は不可、王手をする側が手を変えなければならない。相手
の玉が確定できないにもかかわらず、王手がかかっているという超レアケー
ス。サンプル図できるかなあ、というか起こりえないか。
駒の動きは将棋と同じだけど量子力学のシュレディンガーの猫パラドックスの
猫を駒に加えたおかげで大変なゲームになってしまった。頭がウニになる。
【対戦サンプル】
先手の初手、3手、5手はランダムに決定、後手の2手、4手は自然に当たり
になった駒を取るとしている。5手目が終わった時点ですでに抜き差しならな
い局面、以下双方最善手をつくすと10手目で決着かな。暇なら試してみて。
①②③④+ ①②③④+ ①②③④+ ①②③④+ +②③④+
⑥⑦⑧⑨⑩ ⑥⑦⑧⑨⑩ ⑥+⑧⑨⑩ ⑥+⑧⑨⑩ ⑥①⑧⑨⑩
+++⑤+ +++⑭+ +⑦+⑭+ +⑫+⑭+ +⑫+⑭+
⑪⑫⑬⑭⑮ ⑪⑫⑬+⑮ ⑪⑫⑬+⑮ ⑪+⑬+⑮ ⑪+⑬+⑮
⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳
【1手目】 先手 ⑤:右斜め上桂馬跳び ・先手駒台 駒無し
⑤:【黒猫】確定
⑩:【歩】確定
いきなり⑤が【猫】宣言、ランダムとはいえ出来すぎ
【2手目】 後手 同⑭:⑤取る (自然手)
⑭:【玉】ではない(理由わかりますよね?) ・後手駒台 ⑤
使えない事わかってるけれど ⑤【黒猫】を自分の駒台に乗せる
【3手目】 先手 ⑦:上 (ランダム) ・先手駒台 駒無し
⑦:【玉】ではない ⑨:【玉】ではない
【4手目】 後手 同⑫:⑦取る (自然手) ・後手駒台 ⑤⑦
【5手目】 先手 ①:斜め上上がる (ランダム) ・先手駒台 駒無し
①:【銀】または【金】
⑥:【歩】確定
・駒確定状況リスト
各駒の状態、〇:確定 ●:非該当確定 +:未確定
列は左から、歩、香、銀、金、猫、玉
①:●●++●● ⑪:++++++
②:++++●+ ⑫:++++++
③:++++●+ ⑬:++++++
④:++++●+ ⑭:+++++●
⑤:●●●●〇● ⑮:++++++
⑥:〇●●●●● ⑯:++++++
⑦:++++●● ⑰:++++++
⑧:++++●+ ⑱:++++++
⑨:++++●● ⑲:++++++
⑩:〇●●●●● ⑳:++++++
駒確定状況リストを毎回更新し誤りがないか確認する。これに誤りなければ棋
譜を並べ直して途中で反則負けが発生するケースはなくなるはず。しかしナン
プレ同様多分そんなに簡単には正しく更新できない状況がでてくる気がする。
人狼ゲームの一種だがそれぞれ村人か人狼かは確率的にしか決まらず後の経過
によってやがていずれかに確定する。その段階で以前の行為も整合性が合うよ
うに遡って見直す。例えば全員がゲーム開始時は確率80%で村人20%で人
狼で、日々村人的な行為及び人狼的な行為を行っている。数日後にAが人狼と
確定したとすると、今まのAの人狼的な行為が確定し、例えばAがB、Cを夜
襲撃していたとすると、人狼は人狼を襲撃できない為B,Cは村人と確定し、
生前のB,Cの村人的行為が確定、人狼的な行為は無効、死後は無行為に訂正
するのかな、それらを全て見直して未だ村人にも人狼にも確定していない者に
対して、村人、人狼である確率が再計算される。全員の村人、人狼確率テーブ
ルは公開されるけれど、どれが自分なのかは本人にしか分らない。勝利条件は
人狼ゲームと同じ。村人の為に頑張って村人勝利に貢献したけど、人狼になっ
てしまったとか、もう俺とっくに死んでるよなんて状況が起こって面白そう。
このアイデアは人狼以外のゲームにも使えそうで、後の動きによって駒の種類
が確定する量子将棋、量子チェスなんてのもできる。実際の将棋をベースにす
ると駒数も多く盤も広くて使い辛いので、5×5路盤のミニ将棋にした。
*実際の将棋をベースにした量子将棋はすでにネット上で遊べる状況みたい。
①②③④⑤
⑥⑦⑧⑨⑩
+++++
⑪⑫⑬⑭⑮
⑯⑰⑱⑲⑳
・駒の種類
玉、猫、金、銀、香各1枚、歩5枚の計10枚 ①~⑩ ⑪~⑳
自陣の1路、2路に配置
・駒の動き
玉、金、銀、香、歩:将棋と同じ
猫:八方桂及び玉の動き、つまり前後左右に桂馬跳び及び縦横後斜め1コマ
・成り
香、歩:敵陣の1路に着いたら成る。成った後は金の動き
銀:敵陣の1路に着いた時、また敵陣の一路から打ち戻るとき、成る事も、
成らない事(不成り)もできる。成れば金、成らなければ銀の動き
金:成れない、動きに変化なし
猫:成れない、動きに変化なし
玉:敵陣の1路に入れない(入玉禁止)
*歩、香、銀が成る場合には「成り」を明言する。銀の「不成り」は明言不要、
すなわち駒の裏返る動作は観測可能という訳。
*猫は相手に寝返りしないので先手猫を「黒猫」、後手猫を「白猫」という。
・取り駒
玉:取ることが出来ない。当たりを放置した時点で相手側の負け
猫:取って駒台に置く。ただし使用できない
金、銀、香、歩:取って駒台に置く。使用できる
・禁じ手、反則
将棋に準ずる。2歩、打ち歩詰、当たりのままの玉放置
・対戦終了
どちらかの玉の駒が確定した時点で対戦終了
・勝負の判定
終了時に確定していない駒も仮決めして初手より棋譜に従って並べ直す。反
則手があれば、先に反則手を犯した方が負け。棋譜の最後まで無事に並べ終
えたら、対戦終了時に玉が確定した側が負け。同時に玉が確定した場合は引
き分け。玉の駒が確定した時点で投了すれば棋譜による勝負の判定は不要。
*「先に反則手を犯した方が負け」としたけれど取った駒での反則手は微妙。
「反則手を起こした駒の最初の保有者が負け」と訂正かな。つまり①~⑩の駒
なら先手の負け、⑪~⑳の駒なら後手の負け。
*千日手(11/10)
引き分け。ただし千日手成立により玉が確定する場合があり対戦終了となる。
レアケースだと思うけどね。
連続王手の千日手は不可、王手をする側が手を変えなければならない。相手
の玉が確定できないにもかかわらず、王手がかかっているという超レアケー
ス。サンプル図できるかなあ、というか起こりえないか。
駒の動きは将棋と同じだけど量子力学のシュレディンガーの猫パラドックスの
猫を駒に加えたおかげで大変なゲームになってしまった。頭がウニになる。
【対戦サンプル】
先手の初手、3手、5手はランダムに決定、後手の2手、4手は自然に当たり
になった駒を取るとしている。5手目が終わった時点ですでに抜き差しならな
い局面、以下双方最善手をつくすと10手目で決着かな。暇なら試してみて。
①②③④+ ①②③④+ ①②③④+ ①②③④+ +②③④+
⑥⑦⑧⑨⑩ ⑥⑦⑧⑨⑩ ⑥+⑧⑨⑩ ⑥+⑧⑨⑩ ⑥①⑧⑨⑩
+++⑤+ +++⑭+ +⑦+⑭+ +⑫+⑭+ +⑫+⑭+
⑪⑫⑬⑭⑮ ⑪⑫⑬+⑮ ⑪⑫⑬+⑮ ⑪+⑬+⑮ ⑪+⑬+⑮
⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳ ⑯⑰⑱⑲⑳
【1手目】 先手 ⑤:右斜め上桂馬跳び ・先手駒台 駒無し
⑤:【黒猫】確定
⑩:【歩】確定
いきなり⑤が【猫】宣言、ランダムとはいえ出来すぎ
【2手目】 後手 同⑭:⑤取る (自然手)
⑭:【玉】ではない(理由わかりますよね?) ・後手駒台 ⑤
使えない事わかってるけれど ⑤【黒猫】を自分の駒台に乗せる
【3手目】 先手 ⑦:上 (ランダム) ・先手駒台 駒無し
⑦:【玉】ではない ⑨:【玉】ではない
【4手目】 後手 同⑫:⑦取る (自然手) ・後手駒台 ⑤⑦
【5手目】 先手 ①:斜め上上がる (ランダム) ・先手駒台 駒無し
①:【銀】または【金】
⑥:【歩】確定
・駒確定状況リスト
各駒の状態、〇:確定 ●:非該当確定 +:未確定
列は左から、歩、香、銀、金、猫、玉
①:●●++●● ⑪:++++++
②:++++●+ ⑫:++++++
③:++++●+ ⑬:++++++
④:++++●+ ⑭:+++++●
⑤:●●●●〇● ⑮:++++++
⑥:〇●●●●● ⑯:++++++
⑦:++++●● ⑰:++++++
⑧:++++●+ ⑱:++++++
⑨:++++●● ⑲:++++++
⑩:〇●●●●● ⑳:++++++
駒確定状況リストを毎回更新し誤りがないか確認する。これに誤りなければ棋
譜を並べ直して途中で反則負けが発生するケースはなくなるはず。しかしナン
プレ同様多分そんなに簡単には正しく更新できない状況がでてくる気がする。
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