「ネバーランドのカボチャ男」 (3)

庭南西角、垣根のサザンカの元でサフランが一輪咲く。初登場じゃないかな。
春に咲くクロッカスに似ているけれど黄色い３本の雄蕊より長い赤い糸状の雌
蕊が特徴。やはり３本、でも根元でくっつき子房は一つのようだ。大好き。増
えるといいな。

はみ出した庭木の枝を切る。ピラカンサとクスノキとマサキかな、茎は緑色で
真っ直ぐ上に伸びる、葉は対生で間隔は密、昔から見かける樹だけれど切った
枝にオオカマキリの卵鞘がある。気を付けていたけれどね。クスノキには枝に
蓑虫一つと葉裏にアオスジアゲハの蛹２つ。葉が散ると地上での羽化だけれど
羽が伸び広がらず無理でしょう。

物干しエリアの白菜にはヨトウムシの緑色の糞がころころと。中に蚊饅頭が紛
れ込んでいるかも。自生のトマトが伸びだして今頃黄色い花を咲かせている。
夏にはミニトマトが庭中を圧巻、唯一制覇できなかったネットに執着のようだ
が庭の番人に窘（たしな）められて真っ赤な騎士のトマトマンが引き下がる。

体力11 得点0→2 所持金20→21 蚊饅頭