はじめての・・・

ブログ10年目…庭、踊り、ウォーキング、ギター、ゲーム

古詩を読む夢

2011-03-28 19:26:18 | 
男が問いかけたので返事をしただけなのに、かたずを飲むようにこちらの出方
を伺っている。拒絶されるとでも思ったのだろうか。あの、お願いします。あ
あ、男は安心した様子で先に歩き始め、詩句のようなものを静かに唱え始める。
英語だと思うけれど、シーとかアーとかなんとか語調だけ真似をしながら後を
続けるが全然様にならない。男は構わず先を続ける。全部暗記しなければなら
ない。ポスターを見せてもらう。背景も印字も暗く見分けずらい。それにやは
り語彙が難しくて読み取れない。でも7万、8万とかの数字だけ何とか解る。
詩句を読んで鎮めるしかないのだ。やっと自分の役割を見出すことができて嬉
しい。黒べったりだと思っていた背景は大きな円筒の断面で、蝙蝠がぎっしり
整然と詰まっていて、みな羽を閉じ正面を向いている。柱の断面だろうか、蝙
蝠を取り囲むように所々に小円が描かれていて少し盛り上がっている。撫でよ
うとしたら触るなの声。蝙蝠が一斉に飛び立てばこの世はどうなるのか。