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あけましておめでとうございまーす!
いつもミモロのブログを見てくださって、どうもありがとうございます。
昨年は、春の桜が終わりかけた頃に、東京から京都にお引越しました。
初めての京都暮らし…もう毎日、珍しいことや、ビックリすることに出会いっぱなし…。
お友達もたくさんできました。みなさんに可愛がっていただいて、ミモロ、ホント嬉しい!
今年も、ミモロが体験する京都暮らしをリポートします。どうぞお楽しみに…
ミモロ、頑張りまーす。これからも、どうぞよろしく!!
*写真は、平安神宮の東側に立つ青龍の前で。自慢の振袖姿でご挨拶
2012年がスタートした元旦の朝、ミモロは、お友達のおうちに、おせち料理と京雑煮を頂きに伺うことに。
「わーこれが、京雑煮…白みそ仕立てで、美味しそう…」と大きな雑煮椀を前に、感激するミモロ。
京都生まれ、京都育ちのお友達が、作ってくれた京雑煮の具は、里芋、ニンジン、よもぎ麩、ねずみ大根、そして茹でた丸餅です。
「明けまして、おめでとうございまーす。いただきまーす」、新年のご挨拶も早々に、お雑煮に。
「あ、これがねずみ大根なんだー。うん、お味は、大根よりあっさりしてる感じ。でも甘い白みその味をすっきりさせているみたい。白みそって、里芋とホントよく合うんだねー」とミモロは、新年の味を堪能します。
「おせち料理も食べてね」との声。ミモロの前には、だし巻、黒豆、かずのこ、エビ、かまぼこ、栗きんとんなどが詰まった重箱と、筑前煮や棒鱈と海老芋の炊いたものが盛られた大皿が並んでいます。
「わーおせち料理も美味しそう…。棒鱈と海老芋ってなぁに?」
棒鱈と海老芋の料理は、京都のお正月に欠かせないものだそう。でも、東京生まれのミモロにとっては、初めての味です。
棒鱈とは、マダラやスケトウダラの干物で、江戸時代には、東北や北海道で保存食として作られていたそう。日持ちしない鱈を干物にすることで、各地に運ぶことが可能に。京都には、北前船で運ばれました。干物と言っても、焼いて食べるものではなく、カチカチに乾燥しているので、何日も水に浸し、水を頻繁にかえて、身を十分に柔らかくしてから、煮物に。手間の掛る料理です。
また、海老芋というのは、サトイモの一種で、江戸時代に青蓮院宮が長崎から持ち帰った唐芋を、京都御所で栽培させたのが始まりとか。京の伝統野菜のひとつとして、今も京料理には、よく使われる食材です。煮崩れがしにくいことから、棒鱈との煮物にピッタリで、昔から使われています。
「わー手間の掛ったお料理なんだぁー。棒鱈の身も、海老芋も柔らかく、よくお味がしみてて美味しいね」と、すっかりミモロは、気に入った様子。
「ウー着物じゃなければ、もっと食べられたのにー」と、ちょっと帯がきつくなったよう。
ミモロの2012年の朝は、美味しい京雑煮とおせち料理で始まりました。
「うん、きっと今年はいい年…」と、食いしん坊のミモロにふさわしい新年の幕開けです。
お腹がいっぱいになったミモロは、お友達と一緒に、初詣に出かけることに…。
一日も休むことなくミモロの京都体験を書かれているこのブログに今年も多くの人が訪れてくるでしょう。今年も京のいろいろな文化を体験して報告して下さい。雑誌や従来のメディアでは伝えないミモロならではの発見を教えてもらえたら嬉しいです。
白味噌仕立ての雑煮も美味そうですね。私はもちろん納豆餅をいただきました。
あ、この八坂神社ね、成人式の日に訪れると綺麗な和服姿のオンパレードだと思います。以前フランスからのビジネスマンが喜んだこと喜んだこと。