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5月のある日、ミモロは、一通の絵葉書を受け取りました。
『6月4日から「鎌倉画廊」で個展を開催します』というご案内です。
差出人は、小枝繁昭さん。油絵、日本画、グラフィックアートなど、幅広い分野で
才能を発揮し、活躍するアーティスト。国内外で高い評価を得る作品は、東京国立近代美術館や京都国立近代美術館をはじめ、数多くの美術館のコレクションとなっています。
今回、鎌倉画廊での個展のタイトルは、「ー森に木があるようにー」。
小枝さんが近年取り組む「花」を題材に、写真と油絵を組みあせたコエダワールドが広がります。
「まるでお花から花の精が出て、何かお話してるみたい!」
ミモロは、ハガキ一面に描かれた大きな花の絵をしばし見つめます。
「今、京都にいるから、そうだ、小枝さんのアトリエに遊びに行こう・・・」
京都の郊外にある小枝繁昭さんと染色と織りをなさる紬作家である奥様の小枝かすみさんのお住まい兼アトリエにさっそく出かけたミモロです。
「こんにちは!」
「やーいらっしゃい、ミモロちゃん。よく来ましたね」
鎌倉での個展を間近に控えた、お忙しい中、
ミモロに会う時間を作ってくださった小枝さんご夫妻が、笑顔で迎えてくれました。
さて、大きな花の作品の作り方を伺うことに
、
突然、ミモロを使っての具体的な説明です。
「ワォー!」ガラスの後ろに持ち上げられて、ミモロはビックリ。
「まず、題材にする花をこのようにガラスの後ろにおきます」。そしてガラスの上から絵を描くわけ。
最後に写真に撮影し、作品に仕上げます」
写真と油絵が組み合わさった独創的な作品の秘密がここに。
小枝さんは、モデルの花に出会うため、よく花屋さんに出かけ、しばらくの間、じっと花を見つめるそう。
でも、花びらの具合、花の開いた感じなど、お眼鏡に叶う花には、なかなか出会えないとのこと。
選ばれた花は、アトリエで、それから長い時間、小枝さんとの無言の会話を重ねます。
「じっと見ていると、何か語りかけてくる。そのイメージを写し取るんです」
約1m四方の画面から飛び出しそうなパワーを感じさせる作品です。
ぜひ、実際に「鎌倉画廊」にて、ご覧下さい。きっと心に何か語りかけてくるはずです。
ミモロは、作品を手掛けるお部屋にもお邪魔しました。
「ここで作品ができるんだー」
ミモロも何か作りたくなったようです。
部屋の片隅に油絵モデルのクマちゃんが。「私もモデルになりたい!」と同じポーズで、小枝さんにアピールするミモロです。
小枝繁昭展ー森に木があるようにー
2011年6月4日(土)~8月7日(日)鎌倉画廊にて
11:00~18:00(月、火曜、祝日は休廊)
神奈川県鎌倉市鎌倉山4の1の11 電話0467-32-1499 鎌倉山バス停すぐ
詳しくは鎌倉画廊ホームページで
また小枝繁昭さんの作品なども小枝繁昭さんのホームページで
鎌倉迄、出掛けて見ます。
周りにも声掛けて(^-^)v
さて、穴子の天丼、とても美味しくて、食べてほしいなぁ。それから小枝さんの作品をぜひ見に行ってください。きっと素適な時間が過ごせると思います。