南禅寺の近くにある「無鄰庵」。山県有朋の別邸で、お庭の素晴らしさで知られるところ。その南側の塀沿いにつづく道は、『瓢亭』などがある静かな道で、平安神宮の正面から伸びる神宮道への抜け道。その道沿いにあるのが「京つけもの長瀬」です。
京都には、漬物屋さんが本当にたくさん。京都の人たちは、それぞれお気に入りのお店を決めているようです。
南禅寺からのお散歩の帰り道に、見つけた1軒のお漬物屋が、ここ「京つけもの長瀬」です。
静かな佇まいの地域にふさわしく、お店の構えも奥まったもの。
お店には、にこやかな笑顔のお店の方が座っています。
「こんにちはー。どんなお漬物があるか、ちょっと見せてください」とミモロ。
「どうぞ、どうぞ…」
お店には、季節の漬物が種類豊富に並んでいます。
ここ「京つけもの長瀬」は、昭和63年に京都の山科で始めたそう。お漬物屋さんに勤めていたご主人が独立して始めたお店です。この場所にお店を構えたのは平成14年のこと。この場所がご主人の生家だとか。新鮮な国産野菜を使ったお漬物は、まさに量産できない手づくりの品。奥の工場で漬けています。
丁寧な手づくりの味は好評で、料亭やレストランにも納めている品です。
「昔ながらの手作りの味で、あまりたくさんできないんですよ」とお店の方。
実は、あまり漬物が得意でないミモロ。「でもここのお店の品は、癖がなくて美味しく食べられる…」と。
野菜の持ち味を活かした味わい豊かなお漬物です。
「ちりめん山椒もどうぞ試食してください」と。
「あまり塩辛くなくて、また甘すぎなくて、あっさりしたお味がいいね」とミモロ。
ちりめん山椒もいろいろな味があり、好みのものを見つけるのも楽しみです。
「ごはんがおいしく頂ける味…」とミモロはひとつ求めます。
ほかにも松茸のごはんの素なども。
最近、東京などに行くときの京都土産は、「ちりめん山椒」に決めているミモロ。
「誰でも喜んでくれて、運ぶのにかさ張らないのがいいよね」と。
確かに、和菓子などもいいのですが、好き嫌いがなく喜ばれるのは、どうも「ちりめん山椒」の方。
だからミモロのおみやげの定番に。
「また来るねー」とお店のマスコット?の招き猫にご挨拶。
「今夜の夕ご飯には、アツアツの御飯とちりめん山椒…うー待ち遠しい…」と、家路に向かうミモロです。
*「京つけもの長瀬」京都市左京区南禅寺草川町35-4 電話075-754-5588 9:00~17:00 無休(年末年始を除く)ホームページで詳しくお取り寄せもの方法が。
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