8月16日は、お盆の最終日。「ご先祖様をお見送りするんだよね~」とミモロにとっては、京都暮らしの特別な1日です。
この日、ミモロは、「清水寺」に久しぶりに出かけました。
コロナの感染拡大と豪雨続きで、観光客の姿もまばらな「清水寺」への道を進みます。
「ここも人少ないね~」
「清水寺」では、8月9日から16日、朝6:00から夜18:30まで「千日詣り」が行われていたのです。(*尚、内々陣の特別拝観は、9:00~17:00)
この「千日詣り」というのは、1日の参拝で1000日分のご利益をいただける観音信仰の最大の功徳日なのだそう。
またこの期間は、本堂の内々陣にて、いつもは扉が閉じられ、お目にかかれないご本尊の秘仏「千手観音菩薩像」に参拝できるのです。
「よかった~間に合って…」すでに16時半過ぎ。受付終了は17時です。
コロナ禍の今、参拝者が内々陣に入れる人数は制限され、十数人が順番に入場を許されます。
「いつもより、ゆっくり参拝できるね~」と、入場に5分ほど待ってミモロは、中へ。ご本尊の観音様の前で、ひとり参拝することができました。
参拝後は、お札を頂戴。「やっぱり伺えてよかった~」と思うミモロでした。
何年にもわたり改修補強工事が行われていた「清水寺」
本堂前のヒノキ板張りの舞台も、あまり人がいなくて、ミモロはのんびり過ごします。
「気持ちいいね~」と深呼吸。高さ13mのケヤキの柱で支えられた舞台の見晴らしは抜群。
「あ、京都タワーだ~」何度も目にする景色ながら、やはり感動します。
境内には、たくさんの風鈴が下がるところも…山を渡る風に、リンリンと涼しげな音色が響きます。
すでに17時過ぎ…「あそこも参拝する~」と、ミモロは縁結びで有名な「地主神社」を参拝します。
その様子は後日リポートします。
「清水寺」の「千日詣り」を終えたミモロ。「これで3年間参拝しなくてもご利益あるの?」と。う~昔は、旅が大変で、なかなか訪れることができなかったから…でも、今は何度でも参拝できる状況です。「でも~ミモロ、清水寺に参拝するの、すごく久しぶり…だって、いつもたくさんの観光客で、参道も歩けなかったもの~」と、う~考えれば、確かにちゃんと内々陣で参拝するのは、3年以上たっていたかもしれません。
しかもこんなに静かな内々陣の参拝は、初めてかも…。
「清水寺」の音羽の滝などを横目で見ながら、ミモロは、急いでお寺を出て、家へと戻りました。
「清水寺」参拝で汗まみれになったミモロは、シャワーを浴びて(アルコール消毒)して、夕ご飯を食べて、その時間が来るのを心待ちに…。
「あ、始まったよ~」夜20時、いよいよ「五山の送り火」が点火されます。ミモロの住む「下鴨神社」の近くからは、大文字がよく見えます。
「あ、一個灯りがついた~」
今年は、昨年同様、規模を縮小して点火されます。そしてしばらくして、6つの灯りが山に…
「ご先祖さま~またね~どうぞ、みんなを守ってください~」と灯りを見ながら、じっとお願いするミモロです。
今年の夏は、世界中で多くの人が不安な時を過ごし、また悲しみも多く、特別な思いでこの灯りを眺めた人も多いはず。
コロナの世界的な拡大、世界各地で起きる大きな自然災害、そしてアフガニスタンの政権移動など…
「みんな平和に穏やかに暮らしたいのに…なんで??」と、思うミモロです。
いろいろな人のことを思い、毎日を大切に生きること…それしかできない…今なのです。
*「清水寺」の詳しい情報はホームページで
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