ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「京御菓子司 亀屋博永」のわらび餅。その場できな粉をまぶす豊かな味わい

2017-10-07 | グルメ

「ミモロちゃん、美味しいわらび餅のお店見つけたの~一緒に買いに行かない?」とある日、お友達に誘われたミモロ。「うん、いいよ~。行く行く~」と、自転車で向かったのは、「京都府庁」の西側、油小路通を下立売通から上がったところにある「京御菓子司 亀屋博永」というお店です。
 
このお店に行くまでに、お友達は、「え~っと確かこの辺だったんだけどなぁ~」とちょっと迷っている感じ。そのお店は、車なら、通りすぎてしまいそうな小さな間口のお店です。

お店の前に貼られた品を表す紙がなければ、絶対に通り過ぎてしまうでしょう。

「え~ここなんだ~。よく見つけたね~」とミモロ。「そう、偶然前を通って気になって入ってみたら、すごくわらび餅がおいしかったの」とお友達。

ガラスケースの中には、懐中しるこが並び、上には、ずんだ餅やわらび餅のサンプルが置かれています。
 

「どうぞ試食してみてくださいね~」とお店の方に言われ、ミモロは、さっそくわらび餅をいただきます。
「うん、美味しい~。素朴な味わいがすごくいい~」と、さらにもう一つ口へ。

店の入口からは、お菓子を作る厨房が広がっています。「オープンキッチンスタイルだね~」とミモロ。


実は、このお店のご店主は、八坂神社のそばにある老舗和菓子店「京御菓子司 亀屋清永」の菓子職人さんだった方。定年になり、実家があったこの場所でお店を開業。すでに十数年になるそうです。
「もうかなり歳ですから、できる範囲で続けてるんですよ~」と、奥様。

どおりで美味しいはずです。
雑誌などでも取り上げられた「わらび餅」。


信州産のわらびの根からとったデンプンで作った本わらび餅の美味しさは評判。和三盆糖の上品な甘さ。さらに丹波黒豆大豆のきな粉・・・それらの調和がたまりません。

「どれほど差し上げましょう?」と言われ、「あの~1人前ください~」とミモロ。1人前は300円です。
「はい、ちょっとお待ちくださいね~」と厨房の冷蔵庫からわらび餅を取り出し、まな板の上でカットしてゆきます。

まな板には、きな粉が広げられていて、それにまぶすように、ひと口大にカットされるのです。
「へぇ~きな粉、買うときにまぶすんだ~」
「そう、その方が美味しいんですよ~」と。

わらび餅を包んでもらったミモロ。「また来ま~す」と言いながらお店を後に…。
「また、来るのに迷うかも…」とちょっと心配になるミモロでした。

さて、ここでは、毎月、第3日曜日の13:00~16:00に和菓子教室を開催しています。参加費は、3000円。事前に予約が必要です。
「厨房がお教室になるんだって~。ミモロも参加してみたいなぁ~」と。

*「京御菓子司 亀屋博永」京都市上京区油小路下長者町下ル大黒屋町38  075-431-4438 9:00~18:00 不定休




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