ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

2020年の初詣は、「知恩院」の「新年おまいりツアー」から。非公開の場所など見学

2020-01-02 | イベント

2020年が始まりました。元旦の朝、ミモロは、小さな重箱にいっぱい詰まったおせち料理とお雑煮を頂きました。

この小さなお重は、ミモロのお友達の出張料理人の三田さんが、大晦日に届けて下さった、ミモロ特製おせちです。
ミモロの体の大きさから、その小ささがわかるはず。「キャ~豪華なお正月だね~」と大喜び。
お雑煮は、東京生まれのミモロなので、やはり故郷の味が恋しいのか、鶏肉と畑菜の入ったすまし汁の関東風お雑煮です。
そこには、大好きな鰹節をいっぱい乗せるのが、ミモロ流。

さて、今年の初詣は、神社からではなくお寺から。浄土宗の総本山「知恩院」に向かいしました。

お正月の三が日、「知恩院」では、昨年から「新年おまいりツアー」を開催。ミモロは、年末に申し込み、元旦の10時からのツアーに参加することに。「あけましておめでとうございます~。ミモロです」と受付で参加料500円を納めます。
 

「はい、ミモロちゃん、あけましておめでとうございます。今年も、知恩院では、法然上人の教えを広く知っていただくための企画をいろいろしますから、参加してくださいね~」と、すでに何度も企画イベントに参加しているミモロは、みなさんと顔馴染みです。

昨日の夜から除夜の鐘、そしてテレビ「ゆく年くる年」の収録もあり、この日は、ほとんど寝る時間がなかった皆さんです。
でも、さすがその疲れも見せず、爽やかな笑顔で参加者を迎えます。

三門に集合し、今から2時間の「新年おまいりツアー」のスケジュールや注意事項の説明の後、「御影堂」のある場所へと急な石段を上ります。
「う~元旦からキツイ~」

現在も大修復工事が行われている「御影堂」は、すでに外側の工事が終了し、今は、内部の作業が進められています。

今年、春には、8年越しの修復作業が完成し、秋には、一般参拝もできるそうです。150年ぶりという大修復です。


「この『御影堂』は、よくみかげ堂という方がいますが、みえい堂と呼びます。江戸時代に徳川家光が再建し、国宝になっています。お堂の大きさからいうと、1番は、東大寺、2番は、東本願寺、3番は、西本願寺、4番は、三十三間堂で、ここは5番めです…」など、ミモロたちは、「御影堂」のお話しを伺いました。

「では、まずは、参拝をいたしましょう~。現在法要が行われる「集会堂」へご案内します~」と。ミモロたちは、お坊さんの後に続き、「集会堂」の団体入口で靴を脱いで中へ。
 

玄関のすぐそばに鐘があり、「鐘を撞かないでください」との表示が。

「外国人観光客が、間違って撞いちゃわないかな~」とミモロ。
「この鐘は、法要を知らせる鐘ですから、絶対に撞かないでください」と、きっとお寺の方々が何事かと驚かれるのでしょう。なんでもこの鐘のサイドには、3つ穴が開いていて、それは戦時中、金物の供出で持っていられ、金属の内容物の検査の跡だとか。そこで不適当と判断され、お寺に戻されたそう。「武器にならなくてよかったね~。お寺の鐘で人の命を奪うことにならなくて~」と思うミモロです。でも、実際、いろいろなお寺の鐘が、供出され、武器になるという悲劇的時代があったのは事実です。


さて、ミモロたちは、現在、法要が行われる「集会堂」へ進み、そこで、十遍念仏を唱え、法然上人のご尊像に焼香して、新年のお詣りをしました。

それから、現在は、一般に立ち入りができない「御影堂」へ。外側の修復の様子を拝見しました。
 

「金具などは、みんなキレイに磨かれたり、修理されたんですよ~」と。「ホント、ピカピカだ~」とミモロ。
 
「木の部分も、傷んだ部分に新たな木材を使って修復しています」と。柱や床に修復の姿を見ることができます。
 宮大工さんのすごい技です。

今は、一般の通行ができない廊下を特別に通って、「阿弥陀堂」へと進みます。


新年おまいりツアー」のプログラムは、まだ半分です。1月3日も開催されます。空が出て、申込みができる可能性もあるそう。


ブログを見たら 金魚をクリックしてね ミモロより
人気ブログランキング


ミモロの通販ショップ「ミモロショップ」はこちら

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする