ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

上賀茂手づくり市で見つけた、洋服で履く下駄。「創作ゲタ工房 Pokuri」。デニムの洋服にもぴったり

2015-05-30 | ファッション

毎月第4日曜日に上賀茂神社の境内で開催される「上賀茂手づくり市」。ミモロもたびたび訪れている大好きな手づくり市です。
 
この日も、境内には、たくさんのテントが設置され、京都を中心に、近県のクラフト作家さんや職人さんが、それぞれの作品を持って、並べています。
「どこから見ようかな~」

いろいろなテントをまわるミモロが、足を止めたのは、「洋服で履く下駄 サボ*ゲタ」と書かれた看板がさがる「創作ゲタ工房 Pokuri」です。
 
実は、このお店は、以前、平安神宮のそばの岡崎公園で毎月第2土曜日に開催される「平安楽市」で立ち寄ったことがあります。

「あ、ミモロちゃん~久しぶり~」と、ゲタ職人さんの西田ジュンさん。「わ~覚えていてくれたんだ~」と嬉しそう。
「はい、ミモロちゃんは、一度会ったら忘れませんよ」と。さすがインパクトの強いキャラクター。

店先には、次々にお客さんが…店先に置かれた試着の下駄で履き心地を試しています。

ミモロも小さい下駄を見つけてためし履き。
「う~ん、やっぱり大きい~」 ミモロのサイズはありません。

さて、ここの下駄は、お店の看板にもあるように、「洋服で履く下駄」。
三重県伊賀で代々「西田はきもの」を営む西田さん。創業100年以上の老舗の履物屋さんです。
「多くの方に下駄を履いてほしくて~。洋服でも似合い、また日常履いても疲れにくい下駄を作っているんです」と。
とてもスッキリした感じの下駄です。

「わ~鼻緒がいろいろある~」そう、下駄の台も数種類。
好みで選んだ台に、さらに好みの鼻緒をつけてもらい、自分だけの下駄が作れます。
 

鼻緒は、デニム、プロバンス柄、ストライプなど、洋服にマッチするもの。
「デニムのお洋服やジーンズにピッタリだよね~」と、うらやましそうなミモロ。

ミモロサイズは、ないので、私が作ってもらうことに…。
白い台に、シルバーの鼻緒のものをお願いしました。

「はい、ちょっとお待ちくださいね~」と、選んだ台と鼻緒をその場でつけてくれます。

下駄の履き心地は、鼻緒のつけ方で変わります。そのため、通販はせずに、直接、販売のみにしているそう。

何度か、履いて、微妙な感じを調整してもらいます。

「はい、これでいいですね」と、最後の仕上げへ

洋服だけでなく、もちろん浴衣にも合う、素敵な下駄ができました。


今回は、台と鼻緒で、8000円。これくらいが目安です。

ここの下駄の特徴は、微妙なカーブがつけられていること。
だから足裏の感触が自然です。また、前後にもカーブがあり、これによって、歩くのがとても楽に…。そこには、ゴムが貼ってあるので、感触もソフトで、滑りにくく、音も出ないので、どこでも気兼ねなく履くことができるのです。

「祇園祭に履いてゆける下駄が買えてよかったね~」とミモロ。「ミモロも欲しかったなぁ~」と、まだあきらめきれない様子です。

6月の28日にも、「上賀茂手づくり市」に出店の予定だそう。以前は、他の手づくり市にも出されていたそうですが、今は、上賀茂だけに…。「秋ぐらいまでは、出店したいと思ってます」と。ただ毎回出店者は、抽選なので、落選すると出られません。6月は、大丈夫なようです。

上賀茂神社の境内を流れる小川では、子供たちが水遊びに興じています。


6月になると、京都各所の小川では、蛍が飛び、また、神社では、大祓いの茅の輪神事などが行われ、いよいよ夏本番に…。

「ここにいると涼しい~」と小川を渡る風が、ミモロの手並みを爽やかに吹き抜けます。






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コメント
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