michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

梨とブドウの赤ちゃん/ 母の鋏   〔自然/家族〕

2009-05-12 07:36:51 | Weblog
ブドウは、
順調に実をつけ始めている。



今年も、摘果が始まる。


昔、ブドウの誘引の作業をしたことを想い出した。

「蔓が 延びたがってるように 誘引して。」

そう説明してもらい、
1本1本の蔓を見つめて、
「う~ん、キミは、どっちへ延びたいの…?」
と聞きながらやった
つもり。。

ブドウの蔓は、少々困惑したかもしれないけれど、
とても貴重な経験をさせてもらったと
心に残っている。




梨も、負けじと育っている。
天を目指して。


    *****   *****



母に、裁ちバサミのカバーを作って贈った。
二重になっていて、中は、チェック柄。
リボンを結んで収納する。

   (写真のは、私の事務用のハサミです。)


私たち姉妹の小さい頃は、
下着からワンピース・スーツ・コートに至るまで、
母は、何でも作ってくれた。

その、大活躍した大切なハサミの カバー。

友人の結婚式の時にも、
娘らしいワンピースを作ってくれ、
誇らしげに着て行ったっけ。

母の作品は、あんまり、
‘今風’って感じじゃないように
感じられることもあったけれど、
なんとなく温かみがあった。

そして、さらに嬉しかったのは、
母が、裁縫が好きで、
楽し気に、ミシンを踏んでくれていたこと。
(昔は、足踏みミシンでした。)

あの頃、母は、
毎日、本当にタイヘンだったようだけれど、

そんな母の姿は、
子ども心にも嬉しく映っていました。

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2 コメント

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Unknown (michi)
2009-05-13 08:25:19
本当にそうですねー。

母の作ってくれたものは、
多分、バーゲンで買ったような生地。

それが、
お気に入りの洋服に生まれ変わる。

私は、それで充分に満足してましたね。
返信する
Unknown (いそじ)
2009-05-12 19:22:19
子供の頃、母が裁縫をしている姿
普通に見ていました。

普通につぎはぎだらけのズボンを
穿いていました。(外で暴れまわっていましたから。)

みんな豊かになったんだと思います。物質的にですが。
心の豊かさが加われば、最高なんでしょうね!
返信する

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