michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

こんなことも楽しめたら良いんだけどね

2020-10-05 17:19:04 | 聴こえ

5年前の、10月の写真を見てみたら、こんなのが出てきた。

お気に入りの散策コースだったね。 ↓

 

 

数日前、『うさささん』という難聴の方の漫画が話題になった。

 ――深く激しく共感。

 

例を挙げるとキリがない。

先日も、あるお店で、母のいつもの介護食を選びながらカゴに入れていると、

店員さんが寄ってきて何か言われた。

全く聴き取れないので、すぐにメモを差し出し、書いてもらうと

「これと、これは固さが違います」

     は?

――介護食は4段階あり、母の食べる力は、1か2。

一つの段階だけで選んでいると、メニューが限られてしまう、ということもあり、

1か2から選んでいるのです。

 

その何か月前か、

レジで何か言われ、書いてもらうと「これは、介護食です」。

そんなことは分かり切っている。

日常的に、頻繁に買っているのですよ。

 

私としては

出来る限り、言われそうなことを想定して臨んでいるけど、

そういうことは、想定の範囲を越えている。

(この頃は、小さなメモ帳の表紙に『聴こえません』と書いて、

 レジの時に差し出しています。)

 

帰路、「そんなに頼りないおばさんに見えるのかなぁ」なんて。。

帰宅してから、メールでこちらの事情を、一応伝えさせてもらおうかと思ったり、

うるさいクレーマーになりたくないナと思ったり。

 

そんな心の片隅には、

「どんなことも楽しめたら良いのよネ」という声がしているような気がするんです。

「聴こえない自分だからこその体験よね」

「親切に、確認のために声かけてくれたんじゃない?」

そんな風に思えなくもない。

 

     ふぅむ。。

 

 

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