michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

『「オノマトペ」大増殖の謎』

2013-06-13 09:16:29 | TV

待っていました、『クロ現』の全文テキスト。

(火)の、『「オノマトペ」大増殖の謎』 です。
これはおもしろかった。
 
 ――前から思ってたんです、高尚な(?)理論的な言葉など、
 ドカドカと並べられれても、
 あまり伝わってこなかったり、
 話に乗れないことが多いんですよ。
 

 

 

NHKサイトによると、 ↓

 

オノマトペによるカウンセリングは、医師が患者をより深く理解するだけでなく、患者自身が、自分の症状に正面から向き合う力を与える効果があることも分かってきました。

女性患者
「頭の中が“むにょむにょ”するときがあって…。」

この女性は、それまで漠然と感じていた言葉にできない不安を、“むにょむにょ”という具体的な単語に置き換えて語るうちに、その不安に慣れ、コントロールできるようになってきたといいます。

女性患者
「“むにょむにょ”した感覚の中に入っていって、そこで“じーっ”としていたら、だんだん慣れてきた、みたいな。
まるで自分の子どもをあやすようにして、そうしたら、だんだん“むにょむにょ”が消えていったんです。
今まで急いで頑張っている自分ばかりだったんですけど、自分に優しくなって休憩もしたら、いいんや、みたいな感覚が出てきた。」

 

 

専門家はこう言います。

「実感を伝えることができるっていうことが、どれほど人の心にとって解放をもたらすかということですね。」

 

 そ! この、自分の実感を、

ピッタリ くる言葉で表現できる、ってことが大事なんですよね。

 

                     

 

こういうの、自分の場合は特に聴こえのこと。

 オノマトペとは少し違うんですが。

 

以前は「人といると楽しいんだけど、とにかく疲れる」とか

「おしゃべりし合ったり したいんだけど、なんだかしんどい

という感じ。 もわ~っ としてたんです。

それが、10数年前にネットを始め、いろんな難聴の方と話を交わすうちに、

その漠然とした状態を言葉で表現できるようになってきた。

 ○音声としては ぼんやり聴こえるけれど、なんと言っているのか分からない。

 ○明瞭度がわるい。 まるで大正時代くらいの、音質のわるいラジオみたい。

 ○半分以上~ほとんど推測。状況を読んだり、口の動きを読んだり。

  そういうことでナントカ話が分かっても、とてもエネルギーが要るということ。

 

そういう風に表現することが出来るようになって、

自分の心が しっくり してきた。

自分の この状態を、機会があれば周りの人に伝えたい、

少しでも分かり合いたい、

どんな風にしたら伝え合えるか、共に探っていきたい、

っていう気持ちが わいてくるようになったんです。

 

  でも、、

  最近はそういう気持ちも ちょっと どんよりしてきちゃったような。。

 

 

 

 

コメント (2)
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