michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護8年。 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

感動☆三春町のチーム力、そして信頼関係

2012-10-01 16:15:32 | TV

きのは、ホントに凄かった。

正にバケツをひっくり返したような、というか、

まるで滝に打たれ続けるような雨、そしてすさまじい風でした。

被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。

 

                 

 

きのうのお昼前に観た番組が素晴らしかった。総合TVの、

『明日へ-支えあおう- 証言記録 東日本大震災 第9回「福島県三春町」』↓

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=300&date=2012-09-30&ch=21&eid=13061

「福島第一原発から遠く離れた福島県三春町。原発事故の情報が錯そうする中、被ばくから住民を守るため安定ヨウ素剤の服用を独自の判断で指示した。その葛藤と決断の4日間。」

という解説、そのまんまでした。

  その結果、

  適期、絶妙のタイミングで安定ヨウ素剤を、

  家ごとに配布できたなんて――。

  それもたった4日間で、多くの人の献身的な無私の活動で。

 

観終えて、感動がおさまりかけて思ったのは、

「これはきっと、ふだんから蓄積されたものが現われた。その成果、結晶。

公的機関の方それぞれが、

どんな状況にあっても『町民のために』という目的がハッキリしていて、それ一本。

ご自分に出来る仕事を120%誠意をもって取り組む、その本気の姿勢と、実行力。

その結果得られた、見事なチーム力と、

信頼関係――これは、住民の方もおっしゃってましたね、

「町が(真剣に)考えてやってくれてるのだから…、信頼してます」と。

 

  これは是非 再放送して、多くの方々に観て戴きたい。

 

                 

 こういう非常事態って、めったにあるものじゃないけど、

 日常の自分の暮らし(仕事含め)に目をやると――、

 信頼関係、これが何事においても、一番基になるもの、って

 事あるごとに思えてくるんです。

 そしてまた、

 誠意をもって接することで 信頼関係が生まれる、とも云えるでしょうし、

 その両方が同時進行、絡まりあっていくんでしょうか。

 

           

番組を思い出してみると、

その過程で重要となった一つが、町役場の各課長を召集しての会議。

そこでは敢えて、放射能被害などに詳しくない人の率直な意見・感想を聴いたそうです。

 

また、安定ヨウ素剤、という副作用の可能性もある薬を、各家庭に配布する際、

「不安だ」という住民がいれば、その声をよく聴いて相談にのり、

納得するまで説明して、手渡したとか。

 

  決して上からの一方的な押し付けではなく、双方向。

   ここにも感動したんです。

 

 

 

 

コメント
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