michi のひとりごと

日々のつぶやき、あれこれ。

老々介護で 100歳になった母を見送りました。
こちらは重度の難聴。

聴覚障害って、コミュニケーション障害なんですよね   〔TV〕

2010-12-22 07:23:13 | Weblog

季節ごと、ということでしょうか、

NHKで『にっぽん紀行』という番組があり、

たいてい3~4夜連続。

これ、いつも しみじみとしてくるんです。

 

ゆうべは『殻を破るシャッター~鳥取砂丘・16歳のカメラマン~』。

ろうで、16歳のカメラマン。

手話で話をしながら、声でも話してくれるんだけど、

発音は・・・。 一生懸命練習してきたようですが。

私には、主に字幕で分かるという状態。

 

彼は、カメラマンとしては、とっても優秀で評価されているんだけれど、

人を対象にした写真を撮るためには、心を通わせて打ち解けないと良い作品が撮れない。

いや、その前にまず、とにかく「撮らせてください」と声かける必要がある。

そこに彼は、つまづいてしまったのです。

 

  ちょっと前に、ある人に後ろから肩をたたいて、ビックリされてしまったことがキッカケとなって。

   (ろうの人同士では、声かけても聴こえないわけで、肩をたたくとか、ふつうにやっているようなんですよね。

    そういう習慣が ちがう。)

 

彼の場合は、小学校時代の恩師がサポートしてくれていて、

「観光に来ている外国人(元々言葉が通じない)に声かけてみたら?」とアドバイスしてもらい、

それをきっかけに自信がついていく。

  光が見えてきたんです。

 

        

そうなんですよね。

聴覚障害っていうのは、コミュニケーション障害。

ふつうに聴こえていて、ある時(時期)から難聴になった場合は、

話すことは出来ても、

返ってきた言葉を聴き取ることが困難。

それが目に見えているので、なんとなく自分から軽く声かけることをしなくなってくる。

――ハイ、それ、自分です。 

パッと声が出ない自分に気づくことが よくあるんです。 出るときもあるけれど。 

 

それは 振り返ってみると、

性格とか、これまでの経験とか、原因は色々あるけれど、

そのとき自分の心が

  軽く明るく ゆったりしているかどうか、が分かれ道みたい。

 

こういうことは、意識しすぎても、逆効果になったりするんですよね。

ま、そんなとこで やらせてくださいな。 ぼちぼち。。

  方向性としては、ハッキリ持っていようと、改めて――。

 

 

 

 

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