波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

今年も「スポーツフェスティバル」を観戦~中学生最後の年に初優勝

2018-06-08 23:56:59 | 感動の出来事(学校イベント)
☆アッピア夫です。

幼稚園の時から運動会の日は例外なく晴れ・・・しかも気温が高くとにかく暑い!
なぜか毎年の決まり事のようになっていますが、今日もまさにそう言う日になりました。

今日は、梅雨の晴れ間の中、息子の学校の「スポーツフェスティバル」を観戦しましたが、
4月の退院後では一番長く外で過ごすことが出来ました。

真っ黒に運動会焼けをして、自宅療養中の身で少し後ろめたさも感じましたが、
ここまで回復して学校のイベントに参加出来たことが嬉しく、復帰に向けて少し自信もつきました。

息子の学校の運動会は、リレーを含めて男女混合の競技が多いこともあり、
「闘うぞ・・・オー!」的なノリがなく、皆が自由に「競技を楽しんでいる」様子で、
運動会と言うよりも名前の通り「スポーツの祭典」的な雰囲気が特徴・・・

赤、紫、青、黄色の4色のチームに分かれて競技を競うのですが、競技以外は基本的に自由で、
クラス毎にデザインしたチームカラーのTシャツかポロシャツをどう着るかも自由・・・

シャツの袖に切れ込みを入れて何本もリボン結びする女子・・・
シャツの裾全体に切れ込みを入れて、見とれる程の芸術的な装飾を施す女子・・・
中には、シャツのあらゆるところに切り込みを入れてファスナーを縫い付け、開けたり閉めたり・・・

チームカラーに合わせた髪の毛の染色は当たり前で、地肌で色々な形を描く芸術的な髪結いや、
花冠、様々な髪飾りなどをいかにセンス良く装飾するかと言う競技以外の競い合い・・・

顔や体のペインティング、入れ墨シール、着ぐるみ、変装などとにかく自由自在な自己主張・・・
保護者の間では「仮装運動会」と読んでいますが、眉をしかめる人はおらず、保護者も楽しんでいる。

中には着ぐるみを着てサポート役で審判をやっている先生もいるものの、
そう言うことに興味のない生徒は特に何もせず、何かをしないといけない訳ではなく本人の好き好き。
あっさりした息子は、去年同様に髪の毛をチームカラーに染めていましたが、それだけ・・・

なぜ、運動会がこんなに自由なのかと言うと、生徒自身が企画から運営までの全てを行っていて、
生徒が「こう言う運動会をやりたい」と言うものを形にしているからなんですね。

練習に練習を重ねて、勝っても負けても応援団長が大泣きするような小学校の熱い運動会も好きでしたが、
生徒も保護者も自由に楽しんでいる今の「お祭り運動会」も好きです。

大事なのは、自由だからと言ってふざけたり進行を妨げたりする生徒がいないこと・・・
自分達が運営しているので、スムーズな進行のために皆が協力的で、競技そのものは真剣です。

ところで、先日「運動会」に関して気になる記事を目にしました。

共働き家庭が増えて、場所取りや弁当の準備が大変だったり、保護者が一日拘束されることが負担なため、
運動会を午前中だけに短縮する学校が増えつつあるとのこと・・・

中には運動会の騒音の苦情が増えていることもあり、短縮を余儀なくされていると言う学校も・・・

この記事を読んで、言いようのない寂しさを感じました。

午前中だけちょっと見て終わり・・・と言う授業参観のような運動会でいいの・・・?
運動会が半分になれば子供達の参加競技も半分に減って、それで子供達に満足感や達成感はあるの・・・?

運動会当日が大変なのは昔からで、大変さ以上に子供達や保護者にとっても意義あるものだからこそ、
ずっと丸一日かけて行われてきた学校行事・・・

考え方は人それぞれでしょうが、「大変だからこそ大きな満足感を得られるし、家族の絆も深まる」
・・・私はそう思いたいです。

今日は、息子のチームカラーの青が優勝・・・
クタクタになって帰って来た息子は、中学最終学年での初優勝を満足げに布団に入りました。

2018年6月8日


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コメント (1)
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