先週木曜日は、前の週にインフルでお休みしたので、一週間延期のハーセプチン通院。
加えて、採血も腹部エコーもある、けれどあまり緊張感はなし。
朝から冷たい雨で、行きたくないなあ。エコーの予約が遅いから、ブログの記事書いてから病院行こう。
(8年前シリーズ最終回だ、気合い入れてこ!)
病院に着き、採血 → ハーセプチン と順調に終わり、お腹が空いてくる時間だけど、
腹部エコーがあるから食事できずに、精神科へ。
精神科医「どうですか、体調は?」
私 「はい、マイスリー(眠剤)も全く飲んでいないですし、パキシル(抗鬱剤)も30mgから
20mgにして、特に問題なさそうです。よく眠れるし食欲もあります。」
精神科医「それはよかった。・・・・・検査の結果は出たのかな・・・。」
私 「この後エコーです・・・。(何だか診察すぐ終わりそうでソンした気分ありなので、こちら
から話題を振る。)今、体調も安定していて余裕があるのか、日常のささいなことにイライラ
したり・・・(例えばどんなこと?○×△・・・。)まあそれはいいんですが、なんかこう、
このままでいいのかな、と。つまり、病気を理由に、勉強やスキルアップを先送りというかやらない、
というか、やっても意味無い、なぜなら先はそう長くないから努力しても無駄、と考えてしまいます。
病気でなかったら、子供も小学生になって手が離れてきたし、仕事を真剣に探してもう復職していた
かもしれません。なのに今、身体は比較的元気なのに、何をしていいかこのままでいいのか、
がんという病気に甘えているのか、自分に甘いのか、周囲の目に甘えているのか、いろいろ考えて
しまうんですよ。でも病気のおかげでラクできているのは事実だし・・・。」
精神科医「アッピアさんはさあ、元々ラクしたいなあ、というタイプではないでしょ?
どちらかというと、目標立てて努力して、前向きにいろいろ取り組んでいくタイプ
でしょう?なら病気であってもなくても、勉強や何かの目標立ててやるべきだと
思うよ。仕事は主治医の先生に体力的にどうか相談した方がいいんだろうけど。」
「・・・やるべき」ですか?
「・・・やった方がいい」や「・・・やてみれば」ではなく「やるべき!?」
あー、言わなきゃ良かったかな。
「がん全身転移で治療中、かわいそう私、だからラクしてもスキルアップの努力とかしなくてもいいよね。」
という独自の前提が崩れてしまう・・・。
でも自分の中でモヤモヤしているのも事実。緊張感のない毎日はストレスも無くてそれはそれで
心地良いのだけれど、“充実感”が不足しているのですよ。
私、20年位前は、人生の中で“充実感”こそ“自分の満足感”だった気がする。
つまり今の生活に満足していないのか?それはあまりにも贅沢過ぎると言うか、感謝の念が足りないというか。
また大鍋に入れてグツグツ煮てじっくり考えてみよう。・・・て結局何もしないでお気楽生活がケイゾクか・・・!
私「うーーーーん、そうですね、まあ結論は出ないですけどね・・・。」
でごまかした。そうそう、結論もらいたかったわけではないし。次回の診察で
「何か目標に向かってやっているかな?」なんて聞かれるのも困るし。
お次は腹部エコー。この検査すごく久し振り過ぎて、前回何年前にやったか覚えていない。
胸と違って、服をまくりあげるだけでいいのでラクチンです。
若めの女性技師が目を凝らしてグリグリする。どうも同じ個所をしつこくグリグリ。
やっぱり嫌な感じ。胃のあたりというか(肝臓調べているのはわかるんだけど)、
手術(2010年肝臓部分切除)跡の辺りを入念に調べている。ダブルチェックでベテラン風男性技師が
再度グリグリ。やはり同じ場所を入念に顔をしかめながら調べている。やっぱ嫌な感じ。早く結果聞きたいよ。
「この後診察ですか?」
そうですけど、何かあるなら今言ってね。言うわけないよね。
主治医診察
主治医「採血の結果は・・・、あ、さっきのエコーの結果ですけど(私の優先事項分かっていらっしゃる)、
肝臓はキレイでしたよ。問題ないですね。」
よかったあ。ではあの念の入れようは?
主治医「手術した部分に何かないか一生懸命探していたんでしょう。」
ほう、なるほど。切除した部分は再生しているので分かりにくかったわけだ。
まずは良かったあ!
採血結果は、貧血が一気に改善、鉄剤終わり。肝機能値も改善、というか先月高めだったのも変動範囲内。
血清Her-2蛋白が上がっていたけど、これも変動値と見ていいだろう、とのこと。
肝心の腫瘍マーカーCEAは2.1で前回と全く同値。
しこりの状態も変わらず。小さくなったまま大人しくしてくれています。
完全に無くなる風はないみたいだけれど、悪さしなければよし。
その他の症状は、爪が剥がれただの、頻便だの、身体中が痒い・ガサガサだの、お馴染のもの。
このまま、ハーセプチンとタイケルブの高額分子標的薬ダブル攻撃が続いていけるといいなあ、
と願いつつ、薬代点滴代併せて19万円也。皆様の税金及び保険料有難く使わせて頂きました。
保険料使っても元気で治療できているならいいぜい、と思って頂けた方、
応援クリックお願いします。励みになります。
加えて、採血も腹部エコーもある、けれどあまり緊張感はなし。
朝から冷たい雨で、行きたくないなあ。エコーの予約が遅いから、ブログの記事書いてから病院行こう。
(8年前シリーズ最終回だ、気合い入れてこ!)
病院に着き、採血 → ハーセプチン と順調に終わり、お腹が空いてくる時間だけど、
腹部エコーがあるから食事できずに、精神科へ。
精神科医「どうですか、体調は?」
私 「はい、マイスリー(眠剤)も全く飲んでいないですし、パキシル(抗鬱剤)も30mgから
20mgにして、特に問題なさそうです。よく眠れるし食欲もあります。」
精神科医「それはよかった。・・・・・検査の結果は出たのかな・・・。」
私 「この後エコーです・・・。(何だか診察すぐ終わりそうでソンした気分ありなので、こちら
から話題を振る。)今、体調も安定していて余裕があるのか、日常のささいなことにイライラ
したり・・・(例えばどんなこと?○×△・・・。)まあそれはいいんですが、なんかこう、
このままでいいのかな、と。つまり、病気を理由に、勉強やスキルアップを先送りというかやらない、
というか、やっても意味無い、なぜなら先はそう長くないから努力しても無駄、と考えてしまいます。
病気でなかったら、子供も小学生になって手が離れてきたし、仕事を真剣に探してもう復職していた
かもしれません。なのに今、身体は比較的元気なのに、何をしていいかこのままでいいのか、
がんという病気に甘えているのか、自分に甘いのか、周囲の目に甘えているのか、いろいろ考えて
しまうんですよ。でも病気のおかげでラクできているのは事実だし・・・。」
精神科医「アッピアさんはさあ、元々ラクしたいなあ、というタイプではないでしょ?
どちらかというと、目標立てて努力して、前向きにいろいろ取り組んでいくタイプ
でしょう?なら病気であってもなくても、勉強や何かの目標立ててやるべきだと
思うよ。仕事は主治医の先生に体力的にどうか相談した方がいいんだろうけど。」
「・・・やるべき」ですか?
「・・・やった方がいい」や「・・・やてみれば」ではなく「やるべき!?」
あー、言わなきゃ良かったかな。
「がん全身転移で治療中、かわいそう私、だからラクしてもスキルアップの努力とかしなくてもいいよね。」
という独自の前提が崩れてしまう・・・。
でも自分の中でモヤモヤしているのも事実。緊張感のない毎日はストレスも無くてそれはそれで
心地良いのだけれど、“充実感”が不足しているのですよ。
私、20年位前は、人生の中で“充実感”こそ“自分の満足感”だった気がする。
つまり今の生活に満足していないのか?それはあまりにも贅沢過ぎると言うか、感謝の念が足りないというか。
また大鍋に入れてグツグツ煮てじっくり考えてみよう。・・・て結局何もしないでお気楽生活がケイゾクか・・・!
私「うーーーーん、そうですね、まあ結論は出ないですけどね・・・。」
でごまかした。そうそう、結論もらいたかったわけではないし。次回の診察で
「何か目標に向かってやっているかな?」なんて聞かれるのも困るし。
お次は腹部エコー。この検査すごく久し振り過ぎて、前回何年前にやったか覚えていない。
胸と違って、服をまくりあげるだけでいいのでラクチンです。
若めの女性技師が目を凝らしてグリグリする。どうも同じ個所をしつこくグリグリ。
やっぱり嫌な感じ。胃のあたりというか(肝臓調べているのはわかるんだけど)、
手術(2010年肝臓部分切除)跡の辺りを入念に調べている。ダブルチェックでベテラン風男性技師が
再度グリグリ。やはり同じ場所を入念に顔をしかめながら調べている。やっぱ嫌な感じ。早く結果聞きたいよ。
「この後診察ですか?」
そうですけど、何かあるなら今言ってね。言うわけないよね。
主治医診察
主治医「採血の結果は・・・、あ、さっきのエコーの結果ですけど(私の優先事項分かっていらっしゃる)、
肝臓はキレイでしたよ。問題ないですね。」
よかったあ。ではあの念の入れようは?
主治医「手術した部分に何かないか一生懸命探していたんでしょう。」
ほう、なるほど。切除した部分は再生しているので分かりにくかったわけだ。
まずは良かったあ!
採血結果は、貧血が一気に改善、鉄剤終わり。肝機能値も改善、というか先月高めだったのも変動範囲内。
血清Her-2蛋白が上がっていたけど、これも変動値と見ていいだろう、とのこと。
肝心の腫瘍マーカーCEAは2.1で前回と全く同値。
しこりの状態も変わらず。小さくなったまま大人しくしてくれています。
完全に無くなる風はないみたいだけれど、悪さしなければよし。
その他の症状は、爪が剥がれただの、頻便だの、身体中が痒い・ガサガサだの、お馴染のもの。
このまま、ハーセプチンとタイケルブの高額分子標的薬ダブル攻撃が続いていけるといいなあ、
と願いつつ、薬代点滴代併せて19万円也。皆様の税金及び保険料有難く使わせて頂きました。
保険料使っても元気で治療できているならいいぜい、と思って頂けた方、
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